📚

「Cloud First Architecture 設計ガイド」を読んでみて

2022/05/11に公開

はじめに

今回「読んでみました」という表題をつけました・・が
内容について実の所しっかりとした書評を出来る経験を備えていませんので、

「どんな本に感じたか!」「どんな方が読まれると役に立ちそうな本と感じたか」
といった部分に限定してを簡潔にまとめただけになります

2分くらいで読めるライト書評です。

Amazonで購入しました☆

CloudFirstArchitecture設計ガイド 鈴木雄介 (著) 」

・発売日 2016/8/25
・kindle版・単行本が有

紹介文を若干短く要約すると

オンプレ→IaaSに移行するだけではなく「クラウドファーストな考え方」での設計が必要。
単純な仮想化技術からアジャイルやDevOps等の影響を受け高度システム運用を支える基盤となったクラウド技術を設計・開発・プロセス・マネジメントを変えましょう。

各章にはこんな事が書かれてた!(※多分)

1章 クラウドとは〜コード管理の優秀性など
2章 オンプレ・IaaS・PaaS・SaaSなど管理範囲比較と概要
3章 クラウド開発のスピード感、ウォーターフォールとアジャイル、DevとOps、デプロイ種類、障害注入、モノリシックとマイクロサービス
4章 品質と計画遂行における考えの基礎
5章 ステークホルダ毎に重要視されるポイント、将来的なシステムの変更も含め予測(懸念)すべき箇所・観点を図と表にして説明
6章 今後のシステムとエンジニアの方向性

読んだ感想

・実例の記載がある訳ではないが、設計における考え方・概念・基礎をポイントごとに網羅的に記載。
・クラウドってどういう良さがあるの?という方からするとかなり掘り下げている内容。
・設計や開発の経験がない場合考え方、取り組み方を細分化してくれる本。
・図と細分化された表がわかりやすい。
・上でまとめた各章で書かれている項目概要を正しく掴んでいる経験豊富な方には恐らく新しい発見は多くない。
・3〜5章についての内容がどの程度見識のある方から納得率の高いものであるかは不明。
・実際に設計・開発をする機会・環境を目の前にサービス知識とあわせてはじめて意味を成す実用書であると感じる内容。
・記事作成時点で既に6年前の内容だが、登場したいくつかのAWSサービスなども概要は触りだけなので古さを感じる事はない。

最後に

クラウドサービスの最低限の基礎知識には触れていながら、
実際の設計に関する経験や着眼点に乏しい私には定期的に読み直したくなる良書だなと感じました。

こんな記事で恐縮ですが、中古で購入すれば300円(※投稿時点)程度でしたので気になられた方は是非お手にとってみてください

Discussion