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仕様書作成をAIに丸投げしたら意外といけた話

2024/10/25に公開

なんか面白いこと思いついた

AIも大変だよな...
だって、プログラミング素人の俺が「コード書いて!」って言っても、何を作ればいいのか伝わらないよね。。。

やっぱり仕様書が必要なんだ。
でも困ったことに、仕様書の書き方なんて知らないし、完全なズブの素人。。。

あ、そうだ!
AIに仕様書の書き方を教えてもらえばいいんじゃね?

試してみた

さっそくAIに「仕様書作成の専門家になって、必要なことを繰り返し全部質問して」とお願いしました。

するとAIが要件定義の専門家みたいな感じで質問してきます:

  • システムの目的は?
  • 想定ユーザーは?
  • どんなユースケースを考えてる?

なるほど、こういう風に考えていけばいいのか。

ここでちょっと工夫

でもさ、専門用語とかばりばりに出てこられても困るじゃん?
って思って、「質問はできるだけYes/Noか選択式でお願いします」って言ってみたんです。

そしたらこんな感じに:

Q: ログイン機能って必要?
A: いらない

Q: 投稿の文字数制限は?
A: 200文字

Q: 表示順どうする?
1) 新着順
2) 人気順
3) ランダム
私の回答: 1番

これなら答えられました。

もしかして他でも使える?

この方法、他のドキュメントでも使えるんじゃね?って思って例を考えてみました:

  • UI/UX仕様書
  • デザインガイドライン
  • ライティングガイドライン
  • DB設計

基本的な流れは同じです。AIに**「○○の仕様書の専門家になって繰り返し質問して」**って言うだけ。

実装してみたら

この仕様書をAIコーディング支援サービスに渡すと、かなりいい感じのコードが出てきます。

プロ目線では完璧じゃないとは思いますが、
思い描いてた実装のほとんどはいけちゃいました。

制約と課題

正直、完璧じゃないと思います:

  • プロの書く仕様書ほど緻密じゃない
  • 技術的な詳細は別途詰める必要がある
  • 想定外のケースは人間が考える必要がある

でも、ある程度のコーディングくらいまでなら十分使える。
というか、これくらいで満足しちゃってる自分が居ました
向上心なくてすいましぇん。。。

実際に作ってみた成果物

この方法で、つくったやつ:
https://warm-nasturtium-0f211a.netlify.app/

これ何かというと、その月のトピックを3×3のグリッドで表示して、
タップしたりクリックしたもテーマの日記を生成してくれるアプリです。

深い意味はないけど、AIを使い分けてみました:

  • 仕様書作成:Claude
  • GASの実装:ChatGPT
  • その他全部:bolt.new

まだまだ改造していく予定ですが、ここまでは全部AIベースで作れちゃいました。

まとめ

というわけで、単純に「AIに仕様書の書き方教えてもらおう」って発想から始まったけど、
意外とちゃんとした方法論になりました。

特に以下の場面で効果を発揮しそうです:

  • プロトタイプの作成
  • 初期の要件定義
  • エンジニアと非エンジニアの橋渡し

はい今回は、仕様書作成をAIに任せちった。というお話でした。

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