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『エンジニアリングマネージャーのしごと』#0 読む前に
書籍をいただきまして
2023年末、株式会社アトラクタさんが、同社が翻訳に携わられたという書籍のプレゼントキャンペーンを行われており、Twitter(現:X)上で告知されていたのを見かけました。
もともとこういう抽選にはずれる星の下生まれてきた人間なので、「当たったらラッキー。外れたら買おっと」ぐらいの気持ちで応募してみました。
選んだのはこちらの『エンジニアリングマネージャーのしごと』。転職活動を機にEMという役職について気になり始めていたので選びました。
そして当選しました。もちろん想定外だったので何も準備していません。zennにもこのとき初めて登録しました。嬉しさと同時に、「もっと日頃からのアウトプットが多い人間に当たるべきだったのではないか」という気持ちになったのを覚えています。しかしご恵贈いただいたからにはご期待に応えねばということで、感想などを記事にしていきます。
読んでる人間について
この世界は何事も相対的な評価でできているもので、どういう人間が得た感想なのかを事前に知っておくことで自分との差分を考慮したより「自分の感想」に近似したそれを抱いてもらえるかもという意図で、簡単に自己紹介します。
- バックエンドエンジニア17年目
- マネジメント経験は少しだけ(10人規模で2〜3年)
- エンジニアリングかプロダクトかだと後者寄りの志向
- 翻訳書出版経験あり(ただし技術書ではない)
- ふだん技術書はあまり読まない
ポートフォリオはこちら。
読む前の感想
読書前後の差分を確認するために、予め抱いているイメージを列記しておきます。
EMという役職について
- PMとの違いがわからない
- これまでに「EMです」という人物と一緒に仕事をしたことがない
- こういう仕事?
- スケジューリング
- 人事
- SMとの連携
- バリューの啓蒙
- 最近(ここ1〜2年くらいで)よく聞くようになった気がする
- PdMというワードも同じぐらいの時期から聞くようになったような
- いわゆるコミュニケーション能力が多分に求められそう
- (もしPMと同じなら)スペシャリスト志向のエンジニアからは避けられる役職なのかも
EM関連であらかじめ読んだことのある記事
同書について
- 注意の届く範囲を意識しよう的な内容なんだろうか
- ウィトルウィウス的人体図をEMの役回りで描き直すみたいな感じ
- 心構えと実践とのいずれに寄った内容なんだろうか
どういう読み方をしてどういう記事にするのか
おそらくですが、こういう読み方をします。
- 頭から最後まで通して1周読む
- 読みながら気になった箇所に付箋を貼る
- 付箋を貼った箇所をもう一度読む
そのうえでこういう記事を書きます。
- 1周目読みながら感じたことなどについての個別の読書メモめいた記事
- 全体を通しての感想まとめ記事
ですので、自分でも並走して読みながら別の視点などを求めているむきには前者が、本書についての概観だけが知りたいというむきには後者が答えになり得るのではないでしょうか。
連載記事リンク
というわけで読んでいきます。以下のリンクは都度更新していきます。
- 『エンジニアリングマネージャーのしごと』#1 はじめに〜
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