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AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01) 勢いで受けてみた

2022/01/04に公開

先にお伝えすると、スコアは789点です。(※700点/1000点で合格)

対象読者

これからAWS Certified Cloud Practitionerを受ける人
AWS Certified Cloud Practitionerを受けるか悩んでいる人

実際に受けてみて、下記の内容を中心にお伝えできればと思います

  • こんな感じで勉強しました
  • 試験の受け方、様子
  • 実務で役に立つなと感じたところ、あまり役に立たないなと感じたところ

AWS Certified Cloud Practitioner

詳しくは公式サイトで
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要な知識を持つ人材を特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified Cloud Practitioner を取得することで、クラウドへの理解と基礎的な AWS の知識が認定されます。

とあるので、これからAWSのサービスを使っていく方は取っておいて損がない認定ですね。
試験ガイドにもありますが、AWSを利用するメリットや、ユースケースごとに利用できるサービスを学ぶことができ、広く浅くAWS総合力を鍛えることができると思います。
1000点満点で700点以上取れれば合格となります。

試験勉強

勉強期間は約1ヶ月、平均すると1日1時間くらいです。

AWS Skill Builder

AWSが提供している学習コースです。
Cloud Practitioner Essentials は無料で受けることができます。
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/external/view/elearning/7927/aws-cloud-practitioner-essentials-japanese-ri-ben-yu-zi-mu-ban

  • AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語字幕版)
  • AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語実写版)

日本語で受けるのであれば上の2つのコースになります。
筆者は字幕版で受けました。
Amazonのアカウントでログインして対象の講座を登録するだけで簡単に視聴することができます。

Cloud Practitioner Essentials はテーマごとに11のモジュールに分かれており、モジュールには複数のチャプターとまとめ、確認テストが含まれます。
1チャプターは5分前後の動画解説と、テキストや図での補足解説です。
解説動画、図説ともにとにかく丁寧でわかりやすいです。(さすが公式)
正直これだけやれば十分に合格できると思います。

練習問題

  • Cloud Practitioner Essentials の最終認定テスト(30問)
  • AWSが提供しているサンプル問題集(10問)
  • Web問題集(非公式)

上2つで40問とやや心許ないなぁと感じた(本番は65問)ので、Web問題集にも手を伸ばしました。
ただ、こちらは非公式なので解説も正答のものしかなかったり、コメント欄が荒れている問題があったりしますので、参考程度にといった感じで取り組みました。

これから受験する方には朗報です!
AWS公式の模擬試験が無料で受けられるようになったみたいです。
(筆者が受験したときは無料ではなかったのです...)
https://dev.classmethod.jp/articles/new-aws-official-practice-questions/

試験を受ける

試験の受け方は、

ピアソン VUE および PSI、テストセンターまたはオンラインでの監督付き試験

といくつか選択をする必要があります。
筆者はピアソンVUEでテストセンターで、日本語で受験しました。

ピアソンVUEを選んだ理由は、試験監督とのやりとりが日本語・英語どちらも可だったから。
テストセンターを選んだ理由は、土日も試験可、通信環境などを気にしなくて良いから。
日本語を選んだ理由は、英語で受けるよりは点が取れそうだったからです。

どうやらPSIは試験監督とのやりとりが英語Onlyのようです。
(やりとりすることもないのですが念のため...)

オンラインでの受験を選ぼうとすると、
「Wi-Fiは無線だとトラブルになることがあるから、有線の方がいいよ」
「社用PCはトラブルになることがあるから、自分のPC使った方がいいよ」
のような注意をしてくれます。
万が一Wi-Fiが切れたら...と怖くなりやめました。

日本語で受験しましたが、各問題に English ボタンがあり、英語でも問題を読むことができます。
日本語ネイティブであれば、とりあえず日本語を選んでおいても良いのかなと感じました。
ただ、母国語以外の言語で受験する場合、試験時間がプラスされるようなので、ご自身の戦略に合わせて言語を選ぶと良いと思います。

試験は当然PCで受けます。
問題に後で見直すフラグをつけることができるので、確認もしやすいです。

試験時間は90分ありましたが、60分かからずに終わってしまったので、試験時間途中で終了しました。
試験終了画面に合格/不合格がすぐに表示されるので、その場で結果を知ることができます。

正式な合格通知とスコアレポートは後日確認することができます。

受けてみて

役に立つなぁと感じたところ

実務でよくAWSを使うので、メインとなるサービスのベストプラクティスを学べたことや、もっとコストを最適化できそうと気づけたことは良かったと思います。
ネットワークなどはふわっとしか理解していなかったので、理解を深めることができました。
全く知らなかったサービスを知る良いきっかけにもなりました。

あまり役に立たないなぁと感じたところ

役に立たないということはないですが、認定を取れた!からといって、AWSを使いこなせるわけではありません。
やはり実際に手を動かしてサービスを利用してみた方が、圧倒的に理解は深まります。

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