駆け出しエンジニアは黙ってハッカソン
駆け出しエンジニアA:「エンジニアとして頑張っているけど、業務で成長を実感しにくい・・」
駆け出しエンジニアB:「エンジニアとして就職できるか不安だ・・」
ワイ:「JUST DO IT !!! (ハッカソンに出ろ !!!)」
恥ずかしながら先月初めてハッカソンに参加した男の小言と記録を残そうと思う。
ゴール
読者にハッカソンに興味を持ってもらい、参加してもらうこと
ハッカソンに参加すると起きること
- メリット
- 学習するモチベーションの源泉がわかる
- モチベが高まる
- シンプルに楽しい
- 広く新しい知識が身につく
- 学習習慣が身につく
- 人脈が広がる
- デメリット
- お金と時間のコスト
対象読者
- ハッカソン未経験者
- 特にこれからエンジニアになりたい方や、エンジニア歴1~2年目の方
はじめに
やあ。miyassieです。
まず簡単に自己紹介です。
中小SIer勤務のエンジニア歴2年目、普段は認証認可とかクラウド周りを触ってます。
最近はWebアプリのモック開発に要件定義フェーズからアサインされて結構楽しい
高卒で、勉強が得意なわけではなく、プログラミングを始めたのもここ2, 3年の話。
20歳から2年弱オーストラリアでワーホリして、そこからエンジニアを目指して3年くらい。
今の会社に未経験エンジニアとして入社し1年半、先月初めてハッカソンに参加してきました。
以降は上記で述べたメリデメについて、体験を交えながらもう少し深く話そうと思うよ。
参加する6つのメリットとたったひとつのデメリット
モチベーションの源泉がわかる
ここで言う学習モチベーションの源泉とは、次のような意味です。
一般的にハッカソンでは土日2日間でチームを組み、テーマに沿ったプロダクトを作ります。
アイデア出しからモノづくり(プログラミング)までのアプローチは2種類あると思っていて、
- こんなモノが作りたいから、そのためにあんな技術を使おう!
- プログラミングが好きだから、あんな技術でこんなモノを作ろう!
プログラミングが手段か目的かで、アプローチが大きく異なりますよね。
よって、自分がどちらの考えに近いか(好きか)は、まず初めに体験できるので
今後エンジニアとして働くモチベーションの源泉がよくわかると思います。
ちなみに僕は・・・
圧倒的前者(手段)です。
そのため正直なところ、技術力を磨くぞ!最強のエンジニアを目指すぞ!といったモチベーションは高くありません。
逆に、新規開発のために必要な力を身につけたい!という考えにモチベーションが存在します。
もっと言えば、手段としてプログラミングが最適でなければ捨ててしまえるという話でもあります。
(もっと地頭が良くて爆速でつよつよエンジニアになれたらなぁ・・)
モチベが高まる
先ほどの続きで、当然周りには自分と似たモチベーションの源泉を持つエンジニアがわんさかいます。逆も然り。
つまりモチベーションの源泉がどちらであっても、ハッカソンという場は新鮮で、刺激的で、
エンジニアにとって快適な環境になります。モチベも自動うなぎのぼりですわ。
以上。
(そういえば本田圭佑も環境にこだわれ。とかなんとかどこかの卒業式で言ってたような)
シンプルに楽しい
すまん、結局これが言いたいだけ
最初に参加した信州ハッカソンの様子
ハッカソンの詳細
写真は受賞時のもので、会社の仲間と現地参加してきました
長野までの運転はちょっときつかったなぁ。笑
このハッカソンは週をまたいで全3日間の日程だったので、一週間みっちり開発して臨みました。
(正直優勝したと思っていたのでかなり悔しかった)
福岡 認知症フレンドリーテックハッカソン (マジで最高だった)
信州ハッカソンでハッカソンにハマり、認知症フレンドリーテックのため先週は福岡に行ってました。
信州ハッカソンの写真で賞を受け取っているニヤけ面の彼と、4泊5日福岡ノープラン旅行。
当初はオンライン参加の予定でしたが、一週間前になって「やっぱり行こう」と。
テーマは「認知症」、参加者のタイプは大きく2種類、エンジニアと非エンジニア(認知症に関する従事者など)に分かれ、チームビルディングではそこのバランスを見て行われました。うちは6人チームでエンジニア4人。
参加者全員が認知症に対してなにか強い想いがあって、技術者も優秀な方ばかり。
とにかく熱量がすごくて、ひたすら良かった。(語彙力無)
認知症のハッカソンに参加した理由はちゃんとあるのですが、少し長くなるのでここでは割愛。
最高の福岡旅でした。
スケジュール:
- 木曜: しごおわ → 成田空港直行、野宿
- 金曜: 朝一の便で福岡へGO。知人に会ったりサウナ入ったり…快◯クラブで一泊
- 土曜: ハッカソンday1。ここで和也さんと知り合い、チームを組む。お宅に泊まらせていただく
(和也さん = 滞在中大変お世話になった神)- 日曜: ハッカソンday2。protomedia賞を受賞。引き続きお宅にお邪魔する
(protopedia賞 = 参加者の投票数が一番多い作品に与えられる賞)- 月曜: 東京へ帰宅
かずやさんと会社のツイッター
広く新しい知識が身につく
普段触らない領域を担当したり、他のエンジニアと一緒に進めたりするので
急速に未開拓の知識がインプットされていきます。
このときの時間の質やスピード感は凄まじくて、一言でいうと「快感」
学習習慣が身につく
ハッカソン終了後って、なんかソワソワしません? (知らんわ)
熱量に当てられて、自分の課題が浮き彫りになって悔しくて、
なにかしないと・・! って、ハッカソンズハイみたいになるんですよ。
特にハッカソンのレベル (楽しさ、技術力など) と比例して効果も高まる気がします。
僕の場合はパソコンに向き合う時間も、トレーニングする時間も増えました。
(最近彼女にフラれて自分の時間が増えただけだろ、とかいう指摘は受け付けません。)
人脈が広がる
これは特に現地参加した場合、めちゃくちゃ実感すると思います。
Twitterのフォロワー100人増えます。(嘘)
せっかく現地に行くわけなので、色んなところに顔を覚えてもらった方がコミュ力も磨けて理想のキャリアに近づくかもー
コストの問題
こちらは唯一のデメリット。大きく2点
- 金銭的なコスト
- 時間的なコスト
(メリット>> |無限の壁| >>デメリット だと思ってるます)
金銭コスト
といってもオンライン参加の場合はほとんど費用かからず、開発のツール使用料くらい?
逆に現地参加するとコストが跳ねます。(福岡は5万弱くらい・・?怖くて数えてない😊)
かといってオンライン参加を勧めるかというと、NO です。
もう一度いいます。
理由はただひとつ、ハッカソンで得られる全てのメリットが効果半減、または0になるから。
現地の熱量は画面越しじゃ伝わりきらず、ガンガン直接会話して、ガンガン仕様変更して、ガンガン開発が進むので、オンライン組はどうしても置いていかれがちです。
当然チーム内外問わず交流を深めることは難しいので、結果そこまで楽しいという気持ちが芽生えず、全メリットがお釈迦になります。
時間コスト
一時的にハードワークになることは避けられません。
まるっと2, 3日拘束され、準備期間も含めると2週間くらいヒーヒーゆうてます。
ただ、こちらの問題に関してはデメリットというより、見方次第ではメリットとも言えます。
- ハードな開発を楽しいと思えない = エンジニアとしてあまり素質が高くない可能性があるので、見切りをつけるきっかけになること
- 僕みたいな凡人は、大量の時間を投下してやっと勝機が出てくる可能性があること
こんな感じでしょうか。
あとは、有給取れたら取ったほうがいいですね。(福岡のときは一週間前に2日も有給取らせてくれた会社に本当に感謝・・・!!)
まとめ
ここまでハッカソンに参加すると得られる6つのメリットについてお伝えしてきました。
ハッカソンに参加したくなりましたか???なりましたね?????(圧)
と冗談はさておき、
僕自身初めてハッカソンに参加し、どうしてこれまで参加しなかったのだろう?と悔いました。
エンジニアとして就職できたけど業務では成長実感を得られず、なんとなく将来のキャリアに不安を抱え悶々とした日々を送っていて、同じように感じている方は結構多いんじゃないかな。
ハッカソンには業務じゃ得られない成長要素が山のようにあります。
それから、会社で周りを見渡してみてほしいんですけど、日頃ハッカソンに参加してる方ってどれくらいいます?行動こそ正義です、参加してるだけで他より前進してると胸を張って、ハッカソンで磨いたスキルでレベルの高い会社にさくっと転職してもいいんじゃないかなーと思ったり思わなかったり・・・
最後までご覧いただきありがとうございました。
see ya
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