Flutterが共同主催するハッカソンで入賞しました
きっかけ
2024年某日、Xのタイムラインを見ているとこんなツイートが流れてきました。
要するにGlobalCitizenとFlutterが共同で主催するGlobal Gamers Challenge(以下GGC)というハッカソンがあり、日本語版だけの特別賞があるとのこと
お、これはチャンスなのではと思い早速Flutter大学内のtimesで一緒に出る人を募ってみると、Kazukiさんが反応してくれました。
とりあえずKazukiさんとビデオ通話しながら要項を読み込んでみると
- 3月頭が提出期限であること
- SDGsに絡んだゲームがテーマであること
- GoogleWalletを組み込むとGoogle Wallet API integration賞の対象であること
- メインのGoogleWallet API integration賞とは別に日本語のローカライゼーションにおけるGoogle wallet API integration賞があること
- 上記の賞の1位は日本円にして100万円を超えていること
などがわかりました。
これはチャンスだ
日本人でFlutterを触っていて、さらにゲーム開発に興味がある人というのはかなり限られているということと、自分が昨年末からちょうどFlameを少し触っていたこともあり、これは出すしかないとなりました。
とはいえ、2人とも2月に公私で忙しいことがわかっており、出すかどうかを迷った上、覚悟した感じでした。
僕たちが考えた作戦としては、「期間が1ヶ月半程度しかないため、そもそもライバルが少ないだろうから、提出に漕ぎつければ入賞を狙える」という考えから、確実に完成させられるものにしようという感じでした。
開発~提出
最初の1週間でさらにGGCのことを調べて、どんなアプリを作るかを決めました。
ゲーム自体のアイデアとしては
- スマホのジャイロ機能を使う
- 簡単なアクションゲーム
ということが決まり、あとはゲームのテーマとGoogleWalletの組み込み方を考えていきました。
Kazukiさんにゲーム周りを実装してもらい自分がGoogleWallet周りを調査して実装するという形で進めました。完全に役割分担できたのも期間内の提出ができた要因だと考えています。
アプリの画面数はトップ画面、ゲーム画面、リザルト画面の3つであり、GoogleWalletも難しいことはしなかったので、開発期間は1ヶ月でリリースまででき、GGCに提出する動画はKazukiさんに作ってもらい提出できました。
結果は、、
4月4日に入賞候補の20チームがノミネートされました。
しかし、僕らのチームはノミネートされず、7500ドルの夢は儚く散りました。。
と思いきや、、、
5/30に仕事に行くまえに月1の耳鼻科の待ち時間にぼーっとメールを見てると
Your prize paperwork for Global Gamers Challenge is past due and this is your final reminder. To access your affidavit, please make sure you are signed into your Devpost account and click here.
GGCの開催に使われているDevpostからこんなメールが届いていました。
あれ、参加賞もあったんだっけ?と思って、せっかく提出したんだし、参加賞くらいもらっておくかとリンクを踏んでみると
んん?1st Place??
どういうことだ??となり眠い頭が少しずつ覚めてきて、何度も確認したのですが、何度確認してもBest Integration in Japanese賞に受賞しているみたい。
きたーーーーーー!!
とはいえ、メールには最終通告と書いてありました。
やばい、受け取れないかもしれない、、、、と焦りながらとりあえずKazukiさんに連絡
僕らは入賞候補の20チームにノミネートされていなかったので、完全に落選したと思っており、現実を受け止められてませんでしたが、おそらく20チームはメインの賞の候補で日本語のローカライゼーションにおけるGoogle wallet API integration賞は特別賞みたいなものなので、20チーム以外からも選ばれる可能性があったみたいです。
とりあえず、急ぎでメールに返信して今気づいたからすぐに必要項目を入力するからちょっと待ってくれと伝え、必要項目を入力しました。
ということでBest Integration in Japanese - 1st Placeに選んでいただき賞金の$7,500を獲得できました!!!
おわりに
今回自分としては参加すると決めたことと途中で辞めずに提出までしたことについて自分をほめてあげたいなと思います。あのツイートを見ても、普段の自分であれば出せば入賞できる可能性ありそうだけど、仕事も忙しいしなと参加しなかったり途中で投げ出しちゃったりしたかもしれませんが、やると決めて提出まででき、結果として今回のような賞をいただける形に繋がったのがとても嬉しいです。
もちろん一緒に参加してくれたKazukiさんや応援してくれた方にも本当に感謝しています。ありがとうございました。
賞金の使い道は2人で山分けしてAppleVisionPro買おうぜと言ってましたが、今となっては何に使うか迷いますねぇ🤔
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