ペアプロで初級者がドライバーになるべき理由
概要
ペアプロの参加者にスキル差がある場合、初級者がドライバーになり進める理由について考察した記事です。
対象読者
ペアプロのドライバーが「教えてもらう側」であることに疑問を持っている方
※細かいペアプロの進め方については言及しないので、「ペアプロが初耳」という人にはおすすめしません🙇♀️
ドライバーが初級者であるメリット: 両者にとって学習効率が良い
ラーニングピラミッド
はご存知でしょうか?
学習方法によって、学習定着率が変わるというのをピラミッドで表したものです。
これによるとペアプロのドライバーのように「自ら体験する」学び方やナビゲーターのように「他の人に教える」学び方はかなり定着率が高いようです。
また、 コルブの経験学習サイクル
はご存知でしょうか?
具体的な経験を出発点にしてサイクルを回すことで、経験が知識に変換されるというものです。
特にペアプロでの作業は実際にコーディングすることで 経験
やナビゲーターから細かくフィードバックをもらうことで 内省
が促されやすいと言えると考えています。
またナビゲーターも、ドライバーに教えるために 概念化
したり、指示を通して 実践
を行います。
コルブの経験学習サイクルは学習の進め方の指針となります。
初級者がドライバーになることは、ナビゲーターにとっても大きなメリットとなり得ます。
〆
先日ペアプロで教えてもらおうと思ったのですが、ペアプロ相手と思いつく進め方が異なるということが発生しました。
具体的にはドライバーとなるのはどのような人なのか?という点です。
私の認識では「教えてもらう側」ですが、相手は「教える側」だと思っていたようでしたが、 なぜ「教えてもらう側」がドライバーとなる方が良いのか
についてその場では説明できませんでした。
自分でもあまり言語化できない領域だったので、言語化できるようになりたくて記事を執筆しました。
同じような疑問を持たれた方や、そもそもペアプロにこれからチャレンジしたいと思っている方の参考になりましたら幸いです。
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