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EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする

2022/11/01に公開

SaaSのSite24x7で実現する方法を共有します。
以下はサインアップ後の手順です。

流れ

  1. Site24x7でIDを表示(30秒)
  2. AWS IAMでロールを作成(2分)
  3. Site24x7にAWSを連携(1分~)
  4. しきい値を設定(1分~)

手順

1. Site24x7でIDを表示(30秒)

ホーム画面で「監視の追加」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順01
「Amazon Web Service」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順02
表示される「アカウントID」と「外部ID」をコピーします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順03

2. AWS IAMでロールを作成(2分)

IAM ダッシュボードの左カラムの「ロール」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順04
「ロールを作成」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順05
「AWS アカウント」と「別のAWS アカウント」を選択し、「アカウント ID」にSite24x7でコピーしたものをペーストします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順06
スクロールし、オプションの「外部 ID を要求する (サードパーティがこのロールを引き受ける場合のベストプラクティス)」をチェックし、「外部 ID」にSite24x7でコピーしたものをペーストしたら「次へ」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順07
「許可ポリシー」の検索窓に「read」と入力しEnterキーを押し、「ReadOnlyAccess」をチェックし、「次へ」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順08
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順09
「ロール名」を入力し、「ロールを作成」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順10
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順11
「ロールを表示」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順12
「ARN」をコピーします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順13

3. Site24x7にAWSを連携(1分~)

Site24x7の画面に戻り、コピーしたARNを「ロールARN」にペーストし、「表示名」を入力します。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順14
少しスクロールし、「ディスカバリーするサービス」でEC2、RDS、S3、Lambda、DynamoDBなど監視したい対象を選択し、「AWSリソースのディスカバリー」をクリックします。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順15
CloudWatch APIを用いた自動検出が開始されるので完了を待ちます。待ち時間は検出対象の数によって異なります。この間に外形監視など他の監視を追加できます。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順16
「ホーム」をクリックし、検出が完了していることを確認します。この時は、30モニター検出するのに8分かかりました。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順17

4. しきい値を設定(1分~)

「管理」>「設定プロファイル」>「しきい値と可用性」をクリックし、各監視のしきい値の確認、および設定します。
EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順18
例えば、「EC2インスタンス」をクリックすれば、CPU使用率のしきい値を設定できます。アラートがあがるとサインアップ時に登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
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EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順20

見え方

ホーム画面ですべてのステータスをチェックできるだけでなく、NOCビューならスクロールすることなくすべてのステータスを確認できます。
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EC2, RDS, LambdaなどAWSのサービスを監視して一画面で全ステータスをチェックする手順22
この時は、ここまで30分もかかりませんでした。

また、EC2インスタンスのOSのリソースやプロセスの監視もエージェントで簡単に始められるので、その辺りも今後共有したいと思います。

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