過去の私に伝えたい、Java Silverの勉強法
はじめに
先日、Java Silver[1]の試験に合格しました！
この記事は、私がJava Silverの勉強をする前に知りたかったな〜と思ったことをまとめた記事です。
私のこと
・仕事：SESでIT支援業務(2年目)
・Javaの実務経験：なし
・Java Silverの勉強をした期間：約3ヶ月
基本の勉強方法
黒本
電子版を買って、iPadの左画面で問題を見ながら、右画面でGoodNotes5(ノートアプリ)に答えを書いていきました。
黒本は問題と解説のページに相互リンクがないので、ちょっと大変でした。(iPadで解説を読むときは、iPhoneで問題のページを見るようにして乗り切った)
実際の試験ではPCに問題が映し出されるので、模試だけはPCで問題を見ながら解くといいかも…！(当日の問題はコードの行間が詰まっていて、かなり見づらかったです…)
黒本の進め方
1周目
「1章を解く→解説を読む→もう1回1章をやる」で1セットにしました。
1周目で深く理解しようとしない！！！(へ〜そういうのがあるんだな〜くらいでOK)
12章
1〜11章まで終わったら、12章の模試。
どの問題がどのくらいの割合で出るか掴むためにやりました。
各章で重点的にやっていた問題がほとんど出なくてびっくりしたので、もっと早くにやっていてもよかったかも…
2周目
今度はわからないことをしっかり調べたり、実際にコードを書いて動かしたりしました。
Zennに記事を書いたのもよかったです。
13章
ぜんぜん点が取れなくてびっくりしました。12章より内容が難しかった気がした…
3周目
苦手な分野を中心に3周目。平日に1〜11章をやって、土日は12章や13章をやりました。
このへんになると答えを覚えてきて、当日初めて見た問題を解けるか不安になる…
黒本の他に役に立ったもの
紫本
教科書のように、大事なポイントがまとまっていたので分かりやすかったです。
黒本を少しやってみて、「まったく解けない！！」となった方は、紫本から始めるといいかも!
黒本も紫本も電子版を購入しましたが、紫本は問題ページに解説ページへのリンクがあるので、スキマ時間に取り組みやすくて嬉しかったです🥲✨
各章の大事なポイントがまとまっている、「試験直前チェックシート」も活用しました。
スッキリわかるJava入門
継承、コンストラクタ、抽象、インタフェース、例外など…このあたりは本当にこの本が分かりやすかったです！
試験が終わってもこの本は使える…🔥
Udemy
会社からUdemyのアカウントをもらっているので、通勤時間に見ていました。
通勤中に動画を見て、帰ったらPCで実際にコードを書いて…とすると、知識が定着すると思います。
Oracleの動画
出題されるポイントがまとまっていて分かりやすかったです。※内容がSE8で少し古いので注意
私は黒本1周やったあとにこの動画を知ったけど、もっと早くに見ていたらよかった…
やさしくないJava
黒本の著者が解説されているYouTube動画です。
継承やインタフェースなど、関係ありそうなところは一通り見ました。
試験当日の話
写真について
試験結果レポート用の写真を会場で撮ります！
撮った写真は受験が終わるまで確認できない…
「今ので大丈夫だった！？」と不安になります。(そして大丈夫ではない)
メモ用紙について
ラミネート加工されたホワイトボードのような紙1枚と、ペンを2本もらいました。
消せると思っていたら、消せないって言われて焦った…。
私は結構メモを取りながら考えるタイプだったので、2回新しいものに変えてもらいました。
試験終了後に押すボタンについて
すべての問題を解き終わったら、PC上でボタンを押します。
「試験を終了する」か「採点する」か忘れましたが、そんな感じのボタンがあります！
押すのを忘れると採点されず、不合格です😱😱😱 絶対押そう！！
おわりに
実は、Javaは入社前からProgateで勉強していました。
入社後はスッキリわかるJavaを読んで、コンソール上で遊べる簡単なゲームをいくつか作ったこともありました。
ですが、今回Java Silverの勉強をしてみて「私が知っていたJavaは、本当に簡単な部分だけだったんだな…」と実感しました。
「資格の勉強をしても意味がない」と言われることもありますが、私にとっては意味があったと思います。
無事合格できてよかった！！
例外やコレクションについてまとめた記事がまだ下書きのままなので、そのうち公開できたらいいな…😂
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正式名称は「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11」です。 ↩︎
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