国内最大級の女性&ノンバイナリー向けハッカソンに参加した話
はじめに
参加者総勢200名以上!幅広い年代の女性&ノンバイナリーエンジニアが全国から一挙に集い、その技術力を競う、Dots to Codeのハッカソンに参加してきました。
残念ながら受賞はできませんでしたが、最終ピッチにまで残ることができました。
そこで今回は、チームができるまでの流れや実際に私がやったことなどを振り返りたいと思います。
チームができるまで
ハッカソンに応募する
私は今回のハッカソンに1人で申し込みました。
ちょうど数ヶ月前にノーコードツールを使用したハッカソンに参加し、「次はコードを書くハッカソンに出たい!!」と思っていた時期でした。
テーマは「ギャップを埋めるものづくり」、女性とノンバイナリー限定のハッカソン、しかも交通費と宿泊費の補助もある!!
こんな私向けのハッカソンはないと想い、応募しました😊
空き時間に「ギャップが生まれる場所」と「それを埋めるアイデア」を手書きでメモしました。
「こんなアプリが作りたい!でも、どうやって?😭」という状態でした。
チームメンバーとの出会い
Code Polarisという女性向けエンジニアコミュニティで、「Dots to Codeのハッカソンに参加するチームメンバーを募集している」という投稿を見ました。
その投稿をされた方はなんと、過去に私が1on1をしてもらった方でした。
(sisterという女性向けエンジニアコミュニティで紹介してもらっての1on1でした!なんという縁!🥹)
私はさっそく連絡を取り、「興味があります!どんなプロダクトを作るかすでに決まっていますか?」と質問してみました。
すぐに返事がきて「まだ決まっていない」とのこと!
そこで私は、大変恐縮ですが「私はアイデアはあるけど実装方法が分かりません😞」とお伝えしました。
するとなんと「でしたら是非一緒にどうやって作るか考えましょう!」とお返事をいただきました!!!😭
こうしてチームにジョインすることが決まりました。
チーム名とチームメンバー
チーム名は『ゴーゴーファイブ』!
メンバーに戦隊ヒーロー好きがいたこと、最終ピッチの会場がヒーローショーで有名なシアターGロッソだったこと、最初のチーム人数が5人だったことなどが由来です。
チームメンバーは以下のとおりです。
- しょこ(レッド)
- さとすけ(イエロー)
- micchie(ブルー)
- モエカ(グリーン)
- かぴお(ゴールド/追加戦士)
- あかり(ピンク)
ヒーローなので、それぞれのテーマカラーを決めてワイワイやりました😊
どんなアプリを作ったか
『Bridge〜つながるココロ〜』という、交換日記のようなアプリを開発しました。
デモ動画付きのスライドはこちら👇
Bridgeにできること
Bridgeでは、以下のことができます。
- 毎日の出来事と気持ちを振り返るひとこと日記を投稿する
- 投稿したひとこと日記をパートナー*にだけ共有する
*恋人(異性/同性)や家族、会社の上司や部下など、関係性を問わず設定できます - 今まで投稿したひとこと日記をカレンダーで振り返る
Bridgeの由来
Bridgeは橋、つまり、私とあなたのココロに橋をかけてくれます。
このアプリは自分1人で使うこともでき、その場合は過去の自分と今の自分のココロに橋をかけてくれます。
アイコンに鳩を使ったのは、鳩は手紙や幸せを届けてくれるからです。
使った技術
メンバー全員が経験のない、Flutterを採用しました。
最初の2~3週間は、Google Codelabのハンズオンや、ZennにあるFlutterの無料本をやりました。
詳しくはこちらのスクラップをご覧ください👇
私がやったこと
私は以下の作業を担当しました。
- Notionでチームのワークスペースを作る
- アプリのアイコンのデザイン
- Figmaでアプリのワイヤーフレームを作る
- 設定画面やログイン画面のデザイン
- アプリの下タブの色を変える、アイコンを変える
- アプリの背景をグラデーションにする
- 中間報告、最終報告、最終ピッチのスライドを作る
得意なことを活かして、チームに貢献できたと思います。
しかし、実装というほどの実装はやっておらず、その実装もペアプロで助けてもらいまくりました😭
最終ピッチ
チームメンバーみんなで、担当カラーのマントをつけて登壇しました!
他にも靴下をピンクにしたり、ピンクのサングラスを胸元にかけたり…楽しかったです😊
結果発表は最高にドキドキしましたが、残念ながら受賞できませんでした…🥲
反省点
ここからは、もっとこうしたらよかった…というポイントを振り返りたいと思います。
もっと自分のスケジュールに余裕を持たせればよかった
チームは昨年の12月末に結成し、1月からFlutterを触り始めました。
しかし私は2月の1ヶ月間、Webデザイナー合宿に参加していたので、ほとんど開発タスクを処理できませんでした🥲
また、最終報告の前後で5日間の旅行を入れてしまっていたため、最終ピッチのスライドの作成に手をつけるのが遅れました。
この旅行は個人的な理由でどうしてもキャンセルできず仕方なかったのですが、自分が2人いれば…と思った出来事でした。
もっと発表の練習をすればよかった
発表の台本が完成したのが直前で、これまた仕方なかったのですが、もっと読み合わせができていれば…と思いました。
私がスライドと台本をもっと早く仕上げて、オンラインで読み合わせができていればと思いました。
また、発表の段取りの確認ももっとしていればよかったです。
マイクを持ちながら台本をスマホで確認すると、PCでページ送りができないことに本番で気付きました😂
アプリが生まれた背景をもっとちゃんとスライドに盛り込めばよかった
受賞された方の特徴として、「自分の身近な困りごとを解決するためにアプリを開発した」ということが分かりやすい発表になっていたように思います。
Bridgeは元々、私が親との関係があまり良くなく、それを改善したいと思って考えたアプリでした。
この背景をスライドに盛り込み、熱く語れば、何か変わったのかもしれないなと思いました。
おわりに
残念ながら受賞はできませんでしたが、今回ハッカソンに参加してとってもよかったです!😭
私の持ってきたアイデアが、チームメンバーのおかげで素晴らしいアプリになって、こんなに嬉しいことはないです🥹
メンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました🥹
また、最終ピッチの会場に集まったたくさんの女性とノンバイナリーの方々を見て、とってもエンパワメントされました🥲
今回のハッカソンを開催してくださった主催の方、運営の皆様、本当にありがとうございました!!
Bridgeは今後、App StoreやGoogle Playで公開したいなと思っています!(時期は未定)
Bridgeのデモや最終ピッチを見ての感想があれば、ぜひ教えてください☺️お待ちしています!✨
デモ動画付きのスライドはこちら👇
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