適職を見つける
はじめに
はじめまして。今日からブログをはじめました。webエンジニアのたまごです。私には目を瞠るような技術力はないですが、初心者の方や未経験からエンジニア転職した方の参考になるように、自分が新しく得た知識や躓いたり試行錯誤したことを分かりやすい記事にできたらと思っています。
よろしくお願いします。
自己紹介
大学卒業後、アパレル系企業に入社しました。2年半勤めた後転職を経て、現在は自社開発企業のweb系エンジニアとして働いています。転職時はオンラインでプログラミングスクールに通い、3か月HTML, css, rubyをメインに学習し、その後3か月ほど転職活動を行いました。昨年の9月から現在勤めている会社に入社し、エンジニアとして働いています。
今回は、私が転職活動をした際に職種を選定した方法を紹介します。
エンジニアになった理由
エンジニアになった大きな理由の一つは「自分の性質に合った職種」であったことです。
私にはやりたいことや仕事にしたいほど好きなことがなかったので、自分の性質に合う、自分が一番結果を出せる仕事をすれば挫折しづらく継続性を維持できるため、エネルギー対効果が高いのではないかと思いました。
「自分の性質に合った仕事」がいわゆる「適職」になり、それがその人の好きなものであれば「天職」になるのではないかと考えました。
TCL診断
「自分の性質に合った職種」は何なのかを見つけるために、私はTCL診断に取り組んでみました。個人的にはこの方法が役に立ったので今回この記事で共有したいと思います。
就職活動だけでなく、自分の得意不得意がつかめない方などにも効果があると思いますので、ぜひやってみてください。
TCL診断とは
TCL診断とは、森岡毅氏が著書『苦しかったときの話をしようか』で提唱している、自らの好きなものの中にある"強み"を見つける方法です。「"強み"とは、自分の『"特徴"とそれを活かす"文脈"がセット』」とあり、またその文脈は自身がこれまで人生でしてきた好きなことにあると語られています。
いざ実践
- 50~100枚の付箋やメモを用意する。
- 自分が好きだった「~すること」を書き出す。(最低50枚)
※「名詞」ではなく「動詞」で書くこと。例えば、「野球が好き」ではなく、「野球で勝ち抜く作戦を考えることが好き」など。重複は気にしなくてよい。 - 書き出した付箋やメモをT(Thinking/考える力), C(Communication/伝える力), L(Leadership/挑戦、達成する力)に分類する。
貼った付箋を見渡してみて、もっとも張った枚数が多かったものが、自分にとっての強みとなり、それを活かせる職種が「自分の性質に合った職種」になります。
Tが多かった人は、自分の興味を持った分野で知的好奇心を満たせる職種、思考力が求められる仕事が向いています。
Cの傾向が強い人は、営業全般など人とのコミュニケーションや、伝える能力が求められる職種に適性があります。
Lの人は、自分を中心に人や組織を動かす管理者に向いているといえるでしょう。
結果
私の場合はT:60枚、C:15枚、L:25枚とTが圧倒的な優位をとっていました。特に重複したのは「分析する」「調べる」「逆算する」の言葉でした。ここから、より思考力や計画性を求められる職業に焦点を当て、その中で自分の興味のある分野に合致する職業としてエンジニアを選択しました。
実際にエンジニアになってどうか
結論から言うと、Cの傾向に偏った職業からTの傾向寄りの職業に転職したため、前職と比べると自分に合っているなという実感はあります。実際に働いてみて、仕事で躓くことがあっても、調べたり考えたりすることで解決できるケースが多いので、納得感を持って働けていると感じています。エンジニアが適職なのかという問いの答えはもっと先にならないと答えられませんが、大外れではないということは断言できます。
おわりに
今回は、転職にあたって私の参考になった適職を見つける方法の一つを紹介しました。転職は人生や生活が大きく変わりうることでもあるので、この記事を読んでくださった方にとってより良い選択ができる一つの参考になれば幸いです。
また、TCL診断自体は自分の長所だったり、生活で活かせる特長(どのようなところで人の役に立てるのか、どのようなことは他の人の力を借りた方が良いのかなど)を知ることができるツールでもあるので、転職を考えていない方にもきっと参考になると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
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