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EC2インスタンスにEFSをマウントする方法 🚀
はじめに
EC2インスタンスに共有ストレージを追加するためには、EFS がよく使われます。
普段はECSばっかり使っているので、いざEC2インスタンスにEFSを手作業でマウントするときに手間取りました。いつかまた同じ作業をするときの備忘メモとして書いておきます。
マウント手順 📝
1. マウントポイントの作成
まずは、EFSをマウントするためのディレクトリを作成します。
sudo mkdir /mnt/efs
2. /etc/fstab への設定追加
EFSを自動マウントするために、/etc/fstab
に設定を追加します。
以下のコマンドでファイルを開きます:
sudo vi /etc/fstab
次の行を追加します:
file-system-id.efs.region.amazonaws.com:/ /mnt/efs efs defaults,_netdev 0 0
💡 ポイント
file-system-id
: EFSのIDに置き換えてくださいregion
: リージョン名(例:ap-northeast-1)に置き換えてください/mnt/efs
: 作成したマウントポイントのパス
3. マウントの実行
設定を追加したら、以下のコマンドでマウントします:
sudo mount -a
4. マウントの確認
正しくマウントされたか確認します:
df -h | grep efs
実践デモ 🎯
- EFSのID:
fs-06aeeca037f4afb4c
の場合 - リージョン:
ap-northeast-1
- マウントポイント:
/mnt/vet2
# マウントポイント作成
sudo mkdir /mnt/vet2
# /etc/fstab に追加する行
fs-06aeeca037f4afb4c.efs.ap-northeast-1.amazonaws.com:/ /mnt/vet2 efs defaults,_netdev 0 0
# マウント実行
sudo mount -a
# 確認
df -h | grep efs
/etc/fstab の仕組み 🔍
そういえば fstab の仕組みをよくわかってないな、と思ったのでメモ。
fstab とは?
/etc/fstab
(File System TABle)は、Linuxシステムにおいてファイルシステムをどのようにマウントするかを定義する設定ファイル。システムの起動時やマウントコマンド実行時に参照されるらしい。
- システム起動時に、
systemd
が/etc/fstab
を読む -
systemd
は各エントリに対して mount ユニットを生成 - ネットワークの準備ができたら、マウント処理が実行されます
つまり、/etc/fstab
はシステムに「このファイルシステムを、このように、ここにマウントしてね」という指示書のようなものだと理解!
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