「考える」時に使う、ChatGPT×ラバーダッキングツールを作りました
tl;dr
- 「考える」時に使う、ChatGPT×ラバーダッキングツールを作りました。
- 意外と「考える」ことは難しいので、「考える」をサポートするツールが欲しかった。
- みんな使ってみてください!
作ったもの
こちらからアクセス、お使いいただけます!
使い方
頭の中で悩んでいたり、考えがまとまらない時に、ゴムのアヒルちゃんに向かってとにかく話し続けましょう!
(※マイクの使用を許可してください。)
話した内容が文字起こしされます。最低5分くらいはとにかく話し続けましょう!
文字起こしを終えた後、LLMが内容を整理・マークダウン形式にまとめてくれます。
このプロセスを繰り返すことで、自分の考えを整理整頓したり、新たなアイデアにつなげることができます。
なぜ作ったか
私は「思考する/思考を言語化する/文章化する」それ自体を、すごく苦手、もしくは得意としない人が多いのではと感じてます。(自身も含め)
本田翼さんをご存知ですか。モデルの方ですが、この人の発言で「悩むって、考えてないの」というものをXで見かけました。
これは言語化であったり、そもそも「考える」ということの難しさをよく表していると思っています。
我々は考える時によく「うーん」と頭の中で悩んで、考えます。
これによって深く思考できていると考えていますが、実はうまく考えられていないことも多く、考えが堂々巡りしてしまったり、頭の中が散らかってしまって結局何も生み出すことができなかったり、ただただ時間が過ぎてしまう、という経験はよくあると思います。
私はこの悩むではなく考える・思考するということの重要さに重きを置いていて、この思考するというプロセスをLLM、ChatGPTを使うことでより改善できるのではないかという風に考えています。
そこで、ラバーダッキングのプロセスで脳の中で考えていることを直接アウトプットし、それをLLMで構造化、整理することで、「考える」ことをお手伝いできるかなと考えました。
どのように作ったか
リポジトリはこちらに公開しています。
つくることはほとんどしてなくて、こちらをフォークして作りました。
VercelでOpenAIのAPIを使いやすくするようなSDKも用意されていて、作成のハードルはすごく下がってきていますね!
まとめ
「考える」をLLMでサポートするツールを作ってみました!
正解の無い課題に向き合う必要のある現代、
考えがまとまらなかったり、悩んだりしているときにぜひ使ってみてください!
ゴムのアヒルちゃんが、意外と力になってくれると思います!
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