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FigmaデザインからReact.jsコードへの自動生成:Locofy.aiを試してみた

2023/04/24に公開

はじめに

最近、UIデザインから実際のコードを自動生成するサービスが増えています。今回は、その中でも話題のLocofy.aiを使って、FigmaのデザインからReact.jsのコードを自動生成してみました。この記事では、Locofy.aiを使った成果物や感想を共有します。

Locofy.aiの概要

Locofy.aiは、Figmaで作成したUIデザインからReact.jsのコードを自動生成するサービスです。これにより、デザインと開発の間のギャップが埋まり、効率的な開発が可能になります。
https://www.locofy.ai

成果物

今回は、Locofy.aiの公式提供チュートリアルを元に、デザインからコードへの変換を試してみました。
https://www.figma.com/community/file/1071509847187590454/Locofy-Sample-Project---FickleFlight

出来たページはこちらに公開しています。
https://locofy-sample.vercel.app/

生成されたコードはこちらです。
https://github.com/theMistletoe/locofy-sample

やってみた感想

3.1 コンポーネントも自動生成してくれる

コードの成果物からも見て取れるように、Locofy.aiは、デザインの構造を読み取って、適切なコンポーネントを自動生成します。これにより、手動でコンポーネントを作成する手間が省け、効率的な開発ができます。

3.2 複雑なUIの実現可否

Locofy.aiは、どの程度の複雑なUIデザインを実現できるのかが気になります。
UI自動生成系は癖がありそうで、この独自のベスプラを手に入れられるかが競争優位性につながると感じました。
今回のチュートリアルでは、比較的シンプルなデザインでしたが、より複雑なデザインに対応できるかどうか、今後のチャレンジとして挑戦してみたいと思います。

3.3 Figma上のデザイン作成のベストプラクティスが必要

Locofy.aiを使う上で、Figmaでのデザイン作成時に最適な手法があると考えられます。
例えば、レスポンシブデザインについては、今回対応出来た部分もあれば、対応が出来ていない部分もありました。
これを探求することで、より効率的なデザインからコードへの変換が実現できるでしょう。

3.4 運用上の工夫が必要

Locofy.aiで生成されたコードに、処理を組み込む必要があります。機能追加や変更時に、どのように運用するか工夫が必要です。
例えば、アプリの処理を追加する場合は生成されたコードに追記する必要があるため、UIの変更に合わせて生成された内容をどのように反映させるのか、運用上の工夫が必要そうです。

また、コードのメンテナンスやリファクタリングも考慮に入れた運用方法を考えることが求められます。

まとめ

この記事では、FigmaのデザインからReact.jsのコードを自動生成するLocofy.aiを試してみました。成果物として、公式チュートリアルをもとにReact.jsのコードが生成され、動作するWebアプリケーションを確認することができました。

感想としては、コンポーネントの自動生成や複雑なUIの実現について興味深い点がある一方で、運用上の工夫が必要だと感じました。Figma上のデザイン作成のベストプラクティスや、機能追加・変更時の運用方法などを今後探求していくことで、より効率的な開発が実現できることを期待しています。

今後も、Locofy.aiや他の類似サービスを使って、デザインと開発の効率化を追求していきたいと思います。この記事が、デザインからコードへの自動生成に興味を持つ方にとって、有益な情報となることを願っています。

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