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KeyballをKeyboard Quantizer Bで無線化する手順

2024/08/21に公開

必要なもの

  • Keyboard Quantizer B(以下KQBと呼称)
  • 無線化対応したいキーボード(今回はKeyball44を想定)
  • USB-A接続できて電源供給が可能な何か(今回はモバイルバッテリーを想定)

手順

KQBのファームアップデート

以下の公式ページの手順に従い、3種のファームのアップデートを行う。

KQBをPCに接続してRemapを開き、無線接続に使うキーをキーマップに設定

  • 無線接続のキーとしては、とりあえず以下のものが設定されていれば問題ない。(参考:Edit Keymap - Keyboard Quantizer B)
    • AD_WO_L
    • ADV_ID0(繋ぎたい端末の数だけ用意)
    • SEL BLE
    • SEL USB
  • 例えば、KeyballでF13キーを押した時にAD_WO_Lとして動作して欲しいなら、RemapでF13キーの場所にAD_WO_Lを設定する。
  • F13などの特殊キーは、レイアウトをALLにしないと出てこないので注意。レイアウトはRemapの右側にあるボタンから切り替えられる。

KeyBall無線接続用キーを設定

  • 先ほどの例だと、F13キーでAD_WO_Lとして動作させたいので、KeyballからはF13キーを送るようにしておく必要がある。ファームウェアを書き換える・Remapで設定するなど、使いたいキーボードの仕様にあった方法でF13キーを使えるようにしておく。
  • 上記の設定を、その他無線設定に必要なキーの数だけ実施する。

ペアリング設定

  • モバイルバッテリーにKQBとKeyballを繋ぎ、Keyballが起動することを確認する。
  • Keyballの起動が確認できたら、「SEL_BLE」→「AD_WO_L」を入力し、Bluetooth接続待機状態にする。
  • 接続したい端末のBluetooth設定で「(BMP)Keyboard Quantizer」を探し、ペアリングする。

接続完了

ペアリング後、トラックボール込みで入力ができるようになれば完了!

補足

  • 最初にペアリングした端末は、ADV_ID0として登録される。新たに端末を登録したいときは、上記「ペアリング設定」の手順を再実行し、新たな端末でペアリングすればOK。
    • この時、ADV_ID0の端末のBluetoothがONだと、「AD_WO_L」入力後、新端末にペアリングする前にADV_ID0の端末に再接続してしまう。 新端末に接続したいときは、既存の接続済みデバイス全てのBluetooth接続を切ってから作業実施する必要がある。

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