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KeyballをKeyboard Quantizer Bで無線化する手順
必要なもの
- Keyboard Quantizer B(以下KQBと呼称)
- 無線化対応したいキーボード(今回はKeyball44を想定)
- USB-A接続できて電源供給が可能な何か(今回はモバイルバッテリーを想定)
手順
KQBのファームアップデート
以下の公式ページの手順に従い、3種のファームのアップデートを行う。
KQBをPCに接続してRemapを開き、無線接続に使うキーをキーマップに設定
- 無線接続のキーとしては、とりあえず以下のものが設定されていれば問題ない。(参考:Edit Keymap - Keyboard Quantizer B)
- AD_WO_L
- ADV_ID0(繋ぎたい端末の数だけ用意)
- SEL BLE
- SEL USB
- 例えば、KeyballでF13キーを押した時にAD_WO_Lとして動作して欲しいなら、RemapでF13キーの場所にAD_WO_Lを設定する。
- F13などの特殊キーは、レイアウトをALLにしないと出てこないので注意。レイアウトはRemapの右側にあるボタンから切り替えられる。
KeyBall無線接続用キーを設定
- 先ほどの例だと、F13キーでAD_WO_Lとして動作させたいので、KeyballからはF13キーを送るようにしておく必要がある。ファームウェアを書き換える・Remapで設定するなど、使いたいキーボードの仕様にあった方法でF13キーを使えるようにしておく。
- 上記の設定を、その他無線設定に必要なキーの数だけ実施する。
ペアリング設定
- モバイルバッテリーにKQBとKeyballを繋ぎ、Keyballが起動することを確認する。
- KeyballのOLEDが左右ともにロゴになってしまう場合は…
- MASTER_LEFTの設定を行うと解消する可能性がある。(参考:keyball39 を組み立てた - goropikariの備忘録)
- KQBが起動してからKeyballのマスター側のリセットボタンを押下すると動作する可能性がある。
- https://twitter.com/_gonnoc/status/1691435483216457729
- KeyballのOLEDが左右ともにロゴになってしまう場合は…
- Keyballの起動が確認できたら、「SEL_BLE」→「AD_WO_L」を入力し、Bluetooth接続待機状態にする。
- 接続したい端末のBluetooth設定で「(BMP)Keyboard Quantizer」を探し、ペアリングする。
接続完了
ペアリング後、トラックボール込みで入力ができるようになれば完了!
補足
- 最初にペアリングした端末は、ADV_ID0として登録される。新たに端末を登録したいときは、上記「ペアリング設定」の手順を再実行し、新たな端末でペアリングすればOK。
- この時、ADV_ID0の端末のBluetoothがONだと、「AD_WO_L」入力後、新端末にペアリングする前にADV_ID0の端末に再接続してしまう。 新端末に接続したいときは、既存の接続済みデバイス全てのBluetooth接続を切ってから作業実施する必要がある。
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