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【参加レポ】Datadog Japan Meetup 2022 Summer
こちらに参加してきました。
貴重なオンサイトイベント。ただしコロナ盛り返しで懇親会は中止に🥺
Datadog 2022年2Qアップデート振り返り(Datadog 森さん)
私が個人的に気になったものだけを超雑に抜粋。
ダッシュボード
- Orgごとデフォルト表示画面を設定可能に
- ユーザー定義%tile設定可能に
メトリクス
- 閾値クエリが利用可能に
ログ
- ログパターンがダッシュボードに表示可能に
- ログパイプラインごとの利用料予測が確認可能に
- ログインデックスが削除可能に
インシデント
- モバイルプッシュ通知
Synthetics
- OOTBダッシュボード3つ追加
RUM
- モバイルRUMがWebView対応
- フラストレーション追跡
セキュリティ
- アプリ セキュリティモニタリングGA
- SSRF、SQLインジェクション、XSS、Log4Shellなどコードレベルで検知
インテグレーション
- o11y PipelineがGA
- Audit Trail
- エージェントでAPIキー選択可能に
RBAC
- カスタムロール設定可能に
Billing
- マルチリージョンのコストまとめて見える
- サブOrg別のコスト確認可能に
NDM
- SNMPトラップ収集可能に
K8s
- リソースマップGA
ZOZOTOWNにおけるDatadogの活用と、それを支える全社管理者の取り組み(ZOZO 髙塚さん/巣立さん)
今回のメインセッション。
はじめに
- ZOZOTOWNは2004年にオープン → 2020年よりマイクロサービス化
- AWS+GCP+オンプレミスのハイブリッド構成
- AWS上に自作API Gatewayを構え、各基盤上のマイクロサービスへ処理を振り分け
監視の課題
- どこで障害が起こっているかわからない(多段API)
- APMで分散トレーシング
- トレースをフィルターですぐ絞れる
- DDの色んな機能
- モニター
- タグつけてアラート一覧表いらず
- マルチアラート変数で複数アラートまとめられる
- Syntheticsからトレース見られる
- モニター
- メトリクス到着が遅い
- Metric Streams(AWS限定 Kinesis DS利用)
- 調査や試験のメトリクス記録大変
- Notebook
- テンプレ化や同時編集も可能
- Notebook
- 健全性の数値化
- SLOをダッシュボード化。攻めの監視へ
- CICD遅い原因わからない
- CI Visibility:導入簡単。複数ツール対応
- APMのようにトレースも見られる
- ダッシュボード作れば時間かかるジョブもわかる
「全社管理者」の取り組み
- 複数SREにて構成。3名。開発に集中するため
- Azure ADでSSO使ってDDユーザー管理
- マルチOrgで一括請求
- カスタムロールでUsage確認
感想
Datadogの機能をあますところなく活用している感じの、お手本のような事例でした。
初心者から利用中の方まで、とても分かりやすいセッションだったと思います。
クロージング後にSLOの取り組みなど、個別にお話も聞かせていただき大変興味深かったです。
OpenTelemetry の Community Demo のトレースとメトリクスを Datadog に送信してみた(Datadog 田辺さん)
OpenTelemetryとは
- O11yの標準化の仕組み。ここ2〜3年盛り上がっているPJ
- 6月にコミュニティデモが登場。Dockerがあればすぐ動く
やりたいこと
OTELのトレース、メトリクスをDDに送りたい
OpenTelemetryのメリット
- ベンダーニュートラル
- オープンソース
- 多言語(DDが対応してないRustとかも)
- 複数バックエンドに送信(DD&Jaegerとかにも)
感想
最近よく聞くOpenTelemetryについて、初歩的な部分〜実践デモまで学ぶことができ有意義でした。
Datadog Homebrew Integrations 身の回りのデータを可視化してみました(Datadog 大野さん)
面白すぎてメモ取る余裕すらなかったです😂
ホント最高でした!またお話聞きたい。
雑ですが今回は以上!
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