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プロマネ試験の単語帳・参考文献集

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本記事の目的

2026年10月に行われるIPAの情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャ試験を受けるにあたって情報収集を行うが、その際、情報を一元管理するためにこの記事を作成した。受験までの間、断続的に更新する予定である。

著者に関して

著者のPM関連の経歴

なし。常に自社サービス企業にてソフトウェアエンジニアとして勤めてきており(約3年)、特定の大きなプロジェクトに配属されるという感じの開発経験は全くない。社内や顧客の「大体こういうことしたいんだけど」というボヤっとした要求を実現するプロセスを考え、方向性のみ上司が決定し、あとは勝手に実現するという方法で開発経験を積んできた。(「勝手に」とは言ってもスケジュールは自分で一旦策定し、上司に相談の上確定させるなどの常識的なプロセスは踏んでいます。)

PM試験を受ける理由

既にSC,DBと合格しており、次に受けたい秋試験がPMだったため。私はIPAの試験をエンジニアの定期テストだと考えているため、試験を受けるのに理由は必要ない。とはいえ、せっかく試験を受けるので、この試験対策内でPMが直面する典型的なパターンを収集し、実際の業務で類似の状況に遭遇した際に応用できる状態になりたいと考えている。

勉強内容

下記の参考書を使用する。古い年度の解説もPDFでダウンロード可能であり便利である。

下記の動画が良いとの記事を発見したため、閲覧する予定である。

単語集

  • TCO(Total Cost of Ownership)…総所有費用

単語の意味を把握・記憶する簡易な方法

IPAの試験ではRACIなどの単語の意味を聞かれたりするが、基本的に英単語の頭文字を抜き出したものであるので、その英単語を覚えるべきである。すると、略称や日本語の意味を演繹することができるので解答はほぼ自動的に分かる。

この法則は日本語の単語に対してもそうである。意味を把握しにくい単語は一旦英語表記を探して、存在すればそれを把握すべし。例えばプロジェクト憲章に関しては「Project Charter」(プロジェクトの海図を制定するもの)という英語表記を覚えておけば、次の説明は腑に落ちるだろう。(これは「憲章」という語が悪く、より適切に意味を反映した単語を作るべきと感じるが、いかんせん十分習慣的に使われている単語の修正は難しいという困った事実に起因するのだろう。。。)

役割と責任の予備的な説明を行い、プロジェクトの主要な目標の概要を示し、主要な利害関係者を特定し、プロジェクトマネージャの権限を定義する[1]

文書類リンク

JISに続くアルファベットは分野を示す。Qが「管理システム」、Xが「情報処理」である。
全体は以下のサイトの「部門記号一覧表」を参照せよ。

サービスマネジメントシステム要求事項(JIS Q 20000-1:2020)

「パフォーマンス評価」における一連のプロセスは「監視,測定,分析及び評価」「内部監査」「マネジメントレビュー」「サービスの報告」である。

プロジェクトマネジメントの手引(JIS Q 21500:2018)

ソフトウェアライフサイクルプロセス(JIS X 0160:2021)

「合意プロセス」「組織のプロジェクトイネーブリングプロセス(Organizational project-enabling processes)」「テクニカルマネジメントプロセス」「テクニカルプロセス」の4つのプロセス群を定義している。
「組織のプロジェクトイネーブリングプロセス」は意味を伝えない訳であり不適切であろう、「組織のプロジェクト基盤構築プロセス」と実質的意味を反映した翻訳にすべきであったと考える。

コモンクライテリア(CC, Common Criteria, ISO/IEC 15408)

コンピュータセキュリティのための国際規格。IT製品や情報システムに対して、情報セキュリティを評価し認証するための評価基準を定めている。

アジャイル宣言

スクラムガイド

アジャイル方式の一種。ほかにはXP(eXtreme Programming)などがある。

参考文献

脚注
  1. https://ja.wikipedia.org/wiki/プロジェクト憲章 ↩︎

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