Hyper-Vを初めて触った知見
先日、Windows 11 HomeからProにアップグレードしたので、試しにHyper-Vを使ってみることにしました。
その時の知見をメモとして書いておきます。
Hyper-VとVirtual Boxは共存できない
Hyper-VをWindowsの機能から有効にしていると、 VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED
というエラーがでて、Virtual Boxが起動できない。
解決方法を調べてみると
Look in the "Control Panel" » "Programs and Features" » "Turn Windows features on or off", and make sure that the none of the following are active:
Application Guard
Credential Guard
Device Guard
<any> Guard
Containers
Hyper-V
Virtual Machine Platform
Windows Hypervisor Platform
Windows Sandbox
Windows Subsystem for Linux (WSL)
#18536 (VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED with Win10 10.0.18362) – Oracle VM VirtualBox
という感じで、無効にしろというスレッドが出てくるので、おそらく共存は無理だと思います。
外部HDDには入れないほうがいい
このHyper-V、めちゃめちゃストレージの速度に依存します。
私のPCは内蔵SSDの容量があまりないので、HDD(SATA)に仮想ハードディスクを作ったんですが、マジで使い物になりませんでした。
何がボトルネックになってるのか調べてみると、仮想OS側のHDD使用率が常時100%で張り付いていました。
その後仮想ハードディスクのインストール先をSSDに変えてみると、普通に使えるようになったので、外部HDDで運用するのは現実的ではなさそうです。
.isoファイルよりもクイック作成のほうが速い
.isoから自前でWindows 11などをインストールすると、結構時間がかかります(まぁ普通のOSインストールとあんまり変わらないしね)
一方クイック作成からインストールすると、Hyper-V専用のインストール方法でインストールされるので、かなり短時間で環境が出来上がります。
ただしめっちゃ初回ダウンロードがかかるのと、無駄にVisual Studioとかが入ってるのがイマイチではありますが。
デフォルトのパス
パス関係の設定をリセットする項目がなかったので。
仮想ハードディスク:C:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual hard disks
仮想マシン(構成ファイル):C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\
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