DevelopersIO 2023 Day1 に参加してきました
個人的に刺さったセッションを簡単にまとめておきます。
セッションタイトル
ZennとDevelopersIO運営者が語る技術記事執筆の魅力とその裏側
事業会社におくる、エンジニア採用はじめるその前に
採用の母集団形成はひたすらに積み上げ
採用全体のプロセスを短くする意識が大事とのこと。
クラスメソッドでは技術面接の帰り道にオファーの連絡を送るレベルだそうです(凄い!!)
DevelopersIOで記事を読んだ人が応募してくれることが多いそうですが、その状態になるまでは2年ほどかかったと。
やはり発信したいならコツコツ続けることが大事ですよね...(n回目の学び)
エンジニア出身人事が考えるエンジニア採用のアトラクト
求職者の Want に対して Fact を持って応える
具体的には以下のようなことですね。
- いい人ばっかりだよ〜ではなく、実際にメンバーに来てもらったり、紹介記事を見せて Fact として伝える
- みんな勉強熱心だよ!というだけではなく、アウトプットしている記事やプロダクトを紹介して Fact として伝える
EVP(Employee Value Proposition)の紹介もありました。
企業が従業員に対して提供できる価値のことですね。
仕事を探している時は複数社検討することが多いので、EVPを高めておけば、他者と比較されても選んでもらうことができる。
EVPは現在のメンバー(最近入社した人だと新鮮な目線があるので出てきやすい)に今の会社にいる理由をヒアリングして可視化すると良いそうです。
また、現状のEVPが他社と比べて足りなかったとしても、新しい取り組みを始めたときなどに発信をすることで、改善する意識があると伝えられるのでやったほうが良いとのこと。
プロマネを救え!チームで生み出すプロジェクトの進め方
メンバー同士の相互理解と期待値調整が大事
プロジェクトを進める中での取り組みが4つ紹介されました。
ロールセッション
プロジェクトメンバーを構成して組織/体制図を作成したら、その意図も伝える。
そうすることでそれぞれが自らの役割を認識し、プロジェクトを円滑に進めやすくなる。
- 好きな仕事
- 趣味
- 今興味あること、伸ばしたいこと
- プロジェクトの役割
- プロジェクトへの意気込み
- 必要な役割、やるべきこと
- サポートして欲しいこと
- 他の人への期待
などを持ち寄って会話することで相互理解を促す。
所属しているラブグラフでも週に1度エンジニアが集まって、業務・業務外関係なく最近あったことを共有する会をおこなっていてとても良いと感じているんですが、やはり業務に直接関係ない相互理解も大事なんだと改めて思えました。
プレモータム・シンキング
プロジェクトが失敗したと仮定して、どの時点でどんな対応をすれば良かったか、遡りながら対策を考える。
失敗事例を決めて、要因を書き出して、事前に対策を講じる。
プロジェクト参加者それぞれの視点でリスクを洗い出せるので、見落としも減ってよさそうですね。
テンショントリアージ
テンション = 気になっていること
トリアージ = 仕分け
プロジェクトを進める中で気になっていることをなんでも書き出す。
1人1つピックアップし、 このMTGで話したい
今月中には
別途必要になったタイミングで
議論不要
などに分類して処理する。
これによりモヤっとしたまま進んでしまうことが防がれそうですね。
定例のたびにやっているそうです。
ふりかえり(KPT-A)
基本は普通のKPTですが、
Try は発散的にたくさん出して、最終的に Action を選んでいるそうです。
ZennとDevelopersIO運営者が語る技術記事執筆の魅力とその裏側
発信は成長の最短ルート
DevelopersIO
全社員がアカウントを持っているので好きに書き続けるスタイル。
「この人といえばこの記事」というように、社内外の名刺替わりになっている
アクティブなアカウントが800あり、現在約4万本の記事があるそうです。(そのうち約半分がAWS関連)
今日が創業記念日ということでたくさん記事があがっているそうです。
(おめでとうございます🎉🎉🎉)
Zenn
月間PV900万、約8万本の記事があるそうです。
Zennでの記事執筆から書籍化に辿り着いた kazutxt さんの言葉が紹介されていました。
一番の読者は未来の自分
技術記事執筆において大事なのは見返りを度外視して記事を書き続けること。
これからもZenn続けていこうと思いました。
終わり
以上です!!
明日の DevelopersIO 2023 Day2 もたくさん聞いてきます!
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