AWS Solutions Architect Associateに合格したので振り返る
はじめに
2022年2月末にAWS Certified Solutions Architect - Associate、通称SAAを受験し無事合格することができたので、これまでの学習を振り返ります。
概要
学習期間:1か月
学習時間:約80時間
教材:Udemy
AWS認定資格:初めて受験
学習開始時点では以下のような状態でした。
- S3, Fargate, Beanstalkを公式ドキュメントを見ながら数日触ったことがある
- AWSは上記以外はノータッチ、VPCを立てたこともない
- Firebaseの主要サービスを使って簡単なアプリ構築経験あり
SAA合格記はいたるところにあり、あちこちで「簡単」「2週間でとれる」といった記載があり、そんなに簡単ならやっておこうか、と安易な気持ちで受験を決意しました。
が、個人的に振り返ると簡単ではなかった(決して難しくはないので中難度?)ですし、2週間などの短時間学習では厳しい(受ける人の経験によってブレが大きい)と感じました。
私は1か月でしたが、週20時間程度なので時間ベースでみると結構かかっていると思います。
動機と学習方法
主な動機は以下2点です。
- 業務でクラウドを利用する場面が出てきており、体系的な知識を身につけたかったから
- ブロックチェーンを学ぶうえで対比的な理解ができそうだったから
教材としては以下のUdemy教材を利用しました。AWS各サービスの解説とハンズオンに加えて3回分の模試がついていてオールインワンな感じが気に入りました。
※時間的余裕がある場合はセールのタイミングで購入するのが良いです
【2022年版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破
学習方法としては以下流れで行いました。
- ハンズオン含め全体を1周する
- 模試を受ける
- 解説を聞きながらサービスごとの概要をまとめる
- 模試を受ける
- 理解が不足している部分の解説を再度みる
しっかりと理解したかったので、ハンズオンで実際に触ってみる&解説をくり返し聞くのをメインにして模試は理解の確認に利用しました。ただボリュームがかなり多く、動画を倍速で聞いても1周するのに2週間(40時間)かかってしまいました(終わらなすぎて途中心が折れかけました)。
2が終わったあたりでBlackBeltなどもチラ見したのですが、解説がかなりザックリかつ粒度が不揃いだと感じたので結局Udemyの解説を繰り返して聞くことにしました。また、似たサービスが沢山あって頭がこんがらがることに気づいたので、途中から各サービスごとの概要を自分なりにまとめることにしました(これは別記事にて公開予定です)。
公式模試も受けるつもりだったのですが時間が足りず、最終的にUdemyの3回の模試を5回(模試AとBを2回ずつ、Cを1回)しか解けませんでした。
後になって振り返るともう少し模試をうまく使えれば簡単に合格に近づけたのかなとも思いますが、ハンズオンをやると時間がかなりかかってしまうので、設定方法なども含めて知りたい場合は時間がかかるものと割り切って進めるしかなさそうです。
実際に受験してみて
試験の内容は書けませんが、Udemyの模試よりもかなり時間がかかりました。模試はすべて60分前後で完答できていましたが、本番ではひととおり解くのに100分近くかかりました。
試験センターで受験したのですが、フォントサイズがやたら大きくて超読みづらい&疲れました。また水も飲めないのでちょっと辛かったです。
全体としてはAWSの基礎を体系的に学べるなかなか良い資格だと感じましたし、基本的な構成であればどういう状況でなにを利用すればよいか分かるようになったので受けてよかったと感じています。SAPをやるつもりは今のところないですが、半額バウチャーも何かしらに活用したいですね。
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