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Stable Diffusion WebUIの導入
概要
- 昨今話題のAIについて、いい加減触ってみないといけないと思い重い腰をあげることにした。
- ChatGPTを導入しようと思ったものの、諸事情で使えなかったので、導入としても良さそうな画像生成AIについて触れてみることにした。
- 初期構築の記事は複数存在するが、自身の整理も兼ねて記載する。
実行環境
- OS: Windows10 x64
- CPU: AMD Ryzen7 3700X
- RAM: 32GB
- GPU: GeForce RTX 3070Ti
必要環境
- Python 3系
環境構築
Python
- Python3のインストール
-
ここからダウンロード
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自動的にインストールを行う場合、指定のバージョンをインストールする必要がある。
- 2023/03/17時点で3.10.6を指定し、インストールしている
- 3.11.2だとライブラリ依存の関係でパスを指定しても失敗した
- 万が一別バージョンで実行し、失敗した場合は
venv/
にpythonの各種ライブラリをインストールされるため、そちらを一度削除することで、PATHの通ったPythonのバージョンを利用できる。
- 2023/03/17時点で3.10.6を指定し、インストールしている
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後ほどPythonのバージョンを記載する箇所があるので、ライブラリ等が正常に入るのであれば、正常に動作する可能性はある(未検証)
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各環境のインストーラーのリンクがあるため、
そちらから各々の環境に沿ったものをダウンロードし実行LinuxとかでPATH通したりしてるとインストーラーの有難さを実感する
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Git
- Gitのインストール
- ここからダウンロード
- 基本的にはStandaloneのInstallerを利用
- インストールの際、様々な選択肢が出るので環境に沿って設定
Stable-diffusion-webuiの導入
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今回はWindows環境へのインストールのため、webuiも導入した
- ここから最新版をダウンロード
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ダウンロードしたディスクに画像生成を行うので、
最低限100GB程度は空き容量を確保しておく方が良い。 -
ダウンロード後、run.batを実行
- cmdが起動し、各種ライブラリをインストールするので、
完了まで待機(5~10分程)
- cmdが起動し、各種ライブラリをインストールするので、
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完了後、webuiのフォルダを開き、webui-user.batをエディタで開く
COMMANDLINE_ARGS=--autolaunch
- 上記のコマンドを記載し、上書き保存
- これによりデフォルトのブラウザで実行できるようになる
- そのほかのコマンドはここを参考にすると良い。
学習モデルの追加
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カワイイのが良かったので、今回はanything-v3.0をお借りしました。
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ここに遷移し、今回は以下のファイルをダウンロードして実行しました
- anything-v3-fp32-pruned.safetensors (4.27GB)
- vae/config.json
- vae/diffusion_pytorch_model.bin
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ここに遷移し、今回は以下のファイルをダウンロードして実行しました
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それぞれ以下の位置に配置
- sd.webui/webui/models/Stable-diffusion/
- anything-v3-fp32-pruned.safetensors
- sd.webui/webui/models/Stable-diffusion/
webuiの起動
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webui-user.batを実行し、cmdの表示を確認する
- 依存関係の都合で、現在fastapiのバージョン違いで起動しない可能性が高い
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そのため、以下のコマンドをwebui配下で実行すると良い
.\venv\Scripts\python.exe -m pip install --upgrade fastapi==0.90.1
- 実行自体はcmdで問題ない。
- 多大なる感謝:https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/issues/7714
実際に動作させた記事は こちら
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