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24生による筑波大学情報科学類ガイドマップ

2024/12/22に公開

はじめに

みなさんこんにちは、ITF.24であるところのcoinsであるところのWORD編集部所属であるところのmikioと申します。
coins Advent Calendar 2024の12月20日の記事として元々はmetasploitの使い方とかにしたろ!とか思っていたのですが、時間ねェ〜〜〜〜とかフロントに気持ちを吸われてしまったァ〜〜〜〜とかで急遽内容を変更し、(主に)25生の方々向けとしてcoinsについての雑記などと変化いたしました。

この記事をご覧の方々に良い"college of information science"生活が在らんことを…

何をする学類なのか

いや〜〜わからないですよね。

情報学群内には他にも

  • メディア創成学類
  • 図書館情報学類

という二つの学類が存在しますが、この三つの情報学群内において情報科学類とは最も低レイヤーなところを触っているというイメージです。(他に挙げた二つの学類はそもそもアプリケーション層以外一切触れない)

そのこともあって所謂キラキラしたゲーム開発や!動画編集や!メディアアートや!というようなことではなく部屋に籠ってパソカタ(パソコンカタカタ)し、ダークモードのエディターと向き合ってる人間が多いように感じます。

授業について

せっかくなので、私のこの一年で履修した授業について軽く説明したいと思います。
筑波大学はモジュール制という授業の実施制度を採用しており、4月〜8月初めの春学期を三等分、10月〜2月初めの秋学期も三等分してそれぞれA,B,Cモジュールという分け方をしています。

春A

  • ゲーム理論入門

    文系単位稼ぎとして履修した。経済学を数理モデル的に考えてみよう!という授業で、ナッシュ均衡などを学んだ。レポートなんて書きたくねえ俺は数学しか好きじゃないんだみたいな理系諸君にはおすすめかも。

  • 情報リテラシー(講義)

    そのまま情報リテラシーはもちろん、ビットとかコンピュータってなんだ?のような超基本情報からパソコンについて学ぶ。

  • 知識情報概論

    なんか図書館の分類とかについての授業だった(気がする)。選択必修なので受けた

  • 基礎中国語B1

    中国語の基礎文法を学んだ。coinsでは二外は必修ではないため、完全趣味で取ったが、一緒に取るべきA1は途中で切ってしまった。(履修放棄)

  • 学問への誘い

    学内全ての学類についての紹介動画を視聴し、それぞれ短いレポートを書いた。溜めると大変なことになるぞ!

  • 基礎体育柔道

    運動苦手気味なcoinsくんでも体育は必修。事前に科目抽選を行い、自分は柔道だった。メダリストの先生の授業を受けられたのはなかなか楽しかったが、一限は本当にきつい。

  • ファーストイヤーセミナー

    4、5人でチームを組み、テーマ自由のプレゼンをした。自分は「オンプレのすすめ」と題し自前のサーバ上でポートフォリオサイトをデプロイなどを実演した。

  • 情報数学A

    集合や命題などについての数学。クラスによる授業内容の差が激しい

  • 情報メディア入門

    あまり詳しく覚えていない(←最悪 なんで授業受けたんだ)
    多分面白かった

春B

  • 知能と情報科学

    アルゴリズムやセキュリティ、画像処理などの色々な分野のコンピューターサイエンスについて簡単に紹介してくれる。

  • 知識情報システム概説

    webの基礎について学んだ。wwwとは何か?とか。

  • 線形代数A

    行列、写像について学ぶ。ここから数学の単位を落とし始める人間がチラホラ見える。

  • 情報科学概論

    知能と情報科学のようなもので、色々な分野を横断して基礎を学んだ。人工知能とかスパコンとか。

春C

  • 計算と情報科学
    これもアルゴリズムとか。もう〜と情報科学多すぎてわからない

秋A

  • 芸術と文化
    文系科目として取った。芸術について色々学べる(はず)

  • データサイエンス

    イカす名前がついているがただただExcelをシバくだけの授業。退屈。

  • テクスト文化概論

    これも文系単位。内容よくわからん!

  • 専門英語基礎

    情報学っぽい英語を学ぶ。専門的な単語を暗記したり、冗長な英文を簡潔に書き直す練習をする。

  • 基礎体育卓球

    筑波は体育が大学最強クラスで強いため、もちろん卓球も全日本学生1桁クラスを輩出する先生の授業を受けることができる。が、一限は厳しい

  • 比較政治学

    世界各国の政治について主義や思想を比較していく。出席がないので最終レポートさえ提出すれば文系単位が降ってくる授業。

  • プログラミング入門A

    やっと情報科学類っぽい授業。秋AB期間はPythonの基礎文法を学んだ。

  • 微分積分A

    ε-δ論法から極限や大学範囲の微分積分を学び直す。AC勢の初回落単率は驚異の5割らしい。

  • コンテンツ入門

    筑波大学が誇る落合洋一先生の人脈を生かして最強の人選の方々が授業をしてくださる。今年はジャンプの編集長の方や、NHKの番組プロデューサーの方などが登壇された。
    授業のハッシュタグ#コンテンツ入門2024は毎週トレンド入りする。

秋B

  • システムと情報科学
    アセンブリの基礎文法や、暗号理論についてそこそこ踏み込んだ授業。コンピュータの気持ちになることができ、とても楽しい。ぶっちゃけ1年の授業の中でもトップクラスで面白い。

秋C

  • プログラミング入門B
    まだ1月からなので未確定情報だが、Pythonの続きを学ぶ(らしい)。

  • オブジェクト指向プログラミング

    これも同じく、Java, Cなどを学ぶ(らしい)。

その他補足情報

最初に強制的に受験させられるTOEICは受けないor寝落ちすることを強くお勧めします。変に高い点数を取って1,2クラスなどに配属されるとサイアクな目に会います。
私はあまりにも2クラの授業が嫌すぎて英語を全く履修していません

学生生活について

住居

筑波大生には三種類の人間がいる。

  • 宿舎住み
    新入生の半分ほどは宿舎で生活するらしいが、ノルウェーの刑務所と比較されるほど内装が貧弱という噂がある。キッチン・トイレ・シャワーが共用で、部屋には洗面台しかない。
    最短で1ヶ月ほどで脱獄しアパート住みに移った人間すらいる。
  • アパート住み
    やはりアパートは環境がいい。住む地区によって学校への距離はまちまちだが、全てが個人のみの使用で完結し圧倒的な自由を手に入れることができる。
  • 宅通
    実家から通うことによって生活費は限りなく0に近づけることができるため、貯金は捗るであろう。が、午前中からの授業に出ようと思うとかなり朝早く出る必要があり授業を落としやすい(かも)しれない。

気が向いたら追記していきます。一人暮らしガイド的なやつ書きたいな~と思っています
何か質問等あれば私のDMになんでも送ってください。それでは~

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