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母音/æ/

羊の鳴き声のような「ア」と「エ」の中間のような音

人によっては、「ア」と「エ」どちらか寄りの音を出す

「æ」の発音ガイド
1. 口の形
- 口をやや大きく開けます。
- 口角を少し横に引いて、笑うような形にします。
2. 舌の位置
- 舌を前方に持ってきて、舌の先端を下の前歯のすぐ後ろに置きます。
- 舌全体を平たく保ち、口の床に近づけます。
3. 発声
- 「æ」は「a」と「e」の中間の音です。
- 日本語の「ア」と「エ」の中間音を目指して発声します。
- 「ア」と発音する際の口の開き具合を保ちつつ、舌を少し前に出して「エ」に近づけます。
4. 練習
- 「cat」(猫)や「man」(男)のような単語で練習します。
- 「カット」や「マン」のように、日本語の「カ」と「マン」を少し変えて発音するイメージです。
例文
1. cat /kæt/
- 「キャット」と日本語の「キャ」に近い音を意識しますが、口を大きく開けて「エ」の要素を少し含めます。
2. man /mæn/
- 「マン」と発音しますが、口を大きく開けて「エ」の要素を少し含めます。
注意点
- 口の開き方や舌の位置に慣れるまで、鏡を見ながら練習すると効果的です。
- 発音が難しい場合は、ネイティブスピーカーの発音を聞きながら真似ると良いでしょう。

「æ」の発音のバリエーション
地域差による違い
- 一部のアメリカ英語の話者は、「æ」を日本語の「ア」に近い音で発音します。
- 例: 「cat」を「カット」に近い発音で言います。
- 他の話者は、「æ」を「エ」に近い音で発音します。
- 例: 「cat」を「ケット」に近い発音で言います。
社会的・個人的な要因
- 教育、社会的背景、個々の発音の癖なども「æ」の発音に影響を与えることがあります。
発音の練習
- どちらの発音も一般的に理解されるので、自分が発音しやすい方で練習しても問題ありません。
- しかし、なるべく中間音を目指すことで、より多くの人に自然に聞こえる発音ができるようになります。
例文
1. 「cat」 /kæt/
- 「ア」寄り: 「カット」に近い発音
- 「エ」寄り: 「ケット」に近い発音
2. 「man」 /mæn/
- 「ア」寄り: 「マン」に近い発音
- 「エ」寄り: 「メン」に近い発音
注意点
- 発音が地域や個人によって異なることを理解し、様々な発音に慣れることが重要です。
- ネイティブスピーカーの発音を聞き比べて、自分にとって発音しやすい方法を見つけると良いでしょう。

「æ」と「a」の発音の違い
発音記号
- æ: 前舌母音 (例: cat /kæt/)
- a: 後舌母音 (例: father /ˈfɑːðər/)
1. 口の形
æ:
- 口をやや大きく開け、口角を横に引きます。
- 笑うような形に近づけます。
a:
- 口を大きく開けますが、口角をあまり引かず、縦に広げます。
- 口の奥行きを感じるようにします。
2. 舌の位置
æ:
- 舌を前方に持ってきて、舌の先端を下の前歯のすぐ後ろに置きます。
- 舌全体を平たく保ち、口の床に近づけます。
a:
- 舌を後方に引き、口の中の奥の方に配置します。
- 舌の先端は下の前歯に触れず、やや下がります。
3. 発声
æ:
- 「æ」は「a」と「e」の中間の音です。
- 日本語の「ア」と「エ」の中間音を目指して発声します。
a:
- 「a」は深い「ア」の音です。
- 日本語の「ア」に似た音ですが、少し深みのある音を出します。
4. 練習
æ:
- 例: cat /kæt/
- 「キャット」に近い音を意識し、口を大きく開けて「エ」の要素を少し含めます。
a:
- 例: father /ˈfɑːðər/
- 「ファーザー」に近い音を意識し、口を大きく開けて深い「ア」の音を出します。
例文
1. cat /kæt/ (æ)
- 「キャット」と日本語の「キャ」に近い音を意識しますが、口を大きく開けて「エ」の要素を少し含めます。
2. father /ˈfɑːðər/ (a)
- 「ファーザー」と日本語の「ファ」に近い音を意識し、口を大きく開けて深い「ア」の音を出します。
注意点
- 鏡を見ながら口の形や舌の位置を確認すると良いでしょう。
- ネイティブスピーカーの発音を聞いて真似ることで、より自然な発音に近づけることができます。
- 「æ」はより前方で、明るい音。「a」は後方で、深みのある音。
このスクラップは2024/06/05にクローズされました