2024年の振り返り 生成AIイベントとかキャリアとか
この記事について
2024年ももうすぐ終わりですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
普段はこういった振り返り記事は書かないのですが、30歳になった年という節目でもあり、今年は書いてみようという気になりました。
というわけでこの記事は@miketako3の2024年の振り返り記事です。
30歳のWeb系エンジニアがこんなことをやっているんだなぁという参考になれば幸いです。ぜひご覧ください。
イベント系
生成AIなんでもLT会 / 生成AIなんでも展示会
初めにこれは書いておくべきでしょう。今年はイベントの開催、参加が去年より多かったです。
まず2023年から実施していた「生成AIなんでもLT会」の第3回を3月に実施しました。
3回目ともなると運営も小慣れてきて、安定感が出てきていました。LTの内容も相変わらずハードルが高いものが多く、参加者の方々には感謝しかありません。
そしてそのおかげで別の生成AIイベントやコミュニティを運営していた方々との繋がりもできました。
その結果が「生成AIなんでも展示会」です。4月と11月に開催しました。とはいっても自分はほぼ運営に工数を掛けれませんでしたが……。とても良い会になったと思います。
技術書典
そして今年は初めて同人誌を出しました。5月の技術書典16で「生成AI時代のシステム運用 生成AIシステムで学ぶSRE」というタイトルで頒布しました。
初めて表紙を作り、初めて印刷所に依頼し、初めてサークル側として即売会に参加しました。ありがたいことに多くの方に手に取っていただけました。
この成功体験は大きく、技術書典17にも参加申し込みをしていましたが、後述の様々な理由で断念しました……。
キャリア
現職
実は昨年の12月に社内転職したばかりで、非常に新鮮な一年でした。使う技術も職種としても特に変わりはありませんが、担当サービスが変わりました。
未熟さも成長も感じる一年で、総合的に見れば良い変化を得られたと思います。引き続き頑張ります。
転職活動
転職活動自体は低燃費で常に実施していました。これは転職したくなったらいつでも転職できる状況にしておいた方が精神の安定に良いと思っているからです。なお、今年は大きなライフイベントがあり、これにより私は2024年中は転職することができない身でした。(この場での明言は一応避けます。察してください)
まず2月にTuring株式会社の方に声をかけていただき、カジュアル面談を実施しました。前述の理由もあり事前に転職する気はほぼないことを伝えた上で、それでも受けさせていただけたことに感謝しています。結果としてはNot for Meという印象でしたが、自動運転の開発会社の中の人がどのように考えているのかを知る良い機会でした。結局これ以外にカジュアル面談はしませんでした。
また、転職ドラフトにも参加しました。これは主に自身の市場価値を知るためです。4月の通常回と6月の特別回に参加し、比較的良い指名をいただくことができました。前述のライフイベントの影響を覆すほどのオファーはなかったので全て辞退させていただきましたが、市場価値を知るという目標は達成することができました。転職ドラフトは神サービスです。みなさん絶対に使った方が良いです。
技術記事
Zennでいくつかの記事を書きました。
ヘルスケアデータをGrafanaで見たくない…?〜健康 Reliability Engineering〜
どうしてもGrafanaでiPhoneのヘルスケアデータが見たくなり、それを実現して記事にしました。
もうすぐ100いいねというところまで来ています。こんなに見てもらえるとは思わず本当に嬉しかったです。
実践した方はいるのでしょうか?自分は睡眠SLO違反アラートが来ることが睡眠の妨げになることに気づいて辞めてしまいました……。溢れ出る本末転倒感。
Cloudflare、Remix、OpenAI Embeddingsでニッチな投稿を優遇するSNS風サービスを作った
これは個人開発で作ったSNS風サービスの記事です。どうしてもこの技術スタックでSNSを作りたくなってしまいました。
デザインとマーケティングを頑張ればユーザーを集めたり出来たのかもしれませんが、そこまでやる気力がなかったので放置しています。もし興味があれば使ってみてください。維持費0円 (ドメイン費用は除く) なのでサービス終了のリスクが極端に少ないことが売りです。
RDBは集合、SQLは集合の操作
なんだかんだSQLを書くことが多い身だったので、SQLの記事が話題になったタイミングで殴り書きした記事です。
正直もっと良い説明があると思います。が、書き直すことはしません。やるときはちゃんとした書籍や論文を引用したいところですが、それだとターゲットが居なくなってしまいそうです。
技術書典でサークルとして本を頒布するまでに必要な技術
技術書典に初めて参加した際の記事です。技術書典で本を執筆する際にどうしてもMarkdown以外で書きたくなかったので、ほぼMarkdownだけで書ける環境を整えました、という内容です。他にもCI/CDを整えたりしています。
正直もっと反響があると思って書いていました。宣伝が多すぎたかもしれないです。もしくは意外とこの内容を知りたい人が少なかったのかな?とも思っています。
個人開発 (記事にしていないもの)
うつ病診断×ゲーミフィケーション iOSアプリ
Blue Biscuitという名前のアプリを6月あたりにリリースしました。PHQ-9といううつ病診断テストを継続するとポイントが貯まり、それを消費することでポイントを貯めやすくするアイテムを購入できるというアプリです。
記事にしていないのはそこまで技術的に面白いことをしていないからです。ただ、iOSアプリをちゃんと審査まで通してリリースするということ自体が初めてだったので、その経験は非常に貴重でした。アセットを作ったり、ストアページを作ったり、リリース後の運用も含めて、アプリをリリースするまでの一連の流れを体験できたのは良かったです。コーディング以外の部分がめちゃくちゃ大変でした。
これももっと磨き込めば良いアプリになるかもしれませんが、iOSアプリのリリースが目的だったので、それを達成できたことに満足しています。
某ブロックチェーンプロジェクト分析サイト
某ブロックチェーンプロジェクトの分析サイトを作りました。これは記事にしていません。というかそもそも自分がやったと明言していません。だってブロックチェーンとか言ってるだけで怪しい奴になっちゃうんだもんさ。実際怪しい詐欺や詐欺まがいプロジェクトも横行しています。ただトランプ氏が再選したのもあって波が来ることは間違いないと思っています。なので技術的に触っておきたかったです。
まとめ
こうして見ると今年はかなり豊作な一年だったなぁと思います。かなり頑張りました。来年もご期待ください。よろしくお願いします。
おまけ
副業、転職等もし良いポジションがありましたらcontact@miketako.xyzまでご連絡ください。お待ちしております。
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