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try! Swift Tokyo 2024に参加しました

2024/03/27に公開

皆様こんにちは、mikanでiOSエンジニアをしているSabです。
先日、世界中からiOSエンジニアが集まるtry! Swiftというカンファレンスに参加してきましたので、そちらの様子とmikanのエンジニアに対するサポートを紹介したいと思います。

try! Swift Tokyo とは?

Swift言語に関する国際的なコミュニティであるtry! Swiftが東京で開催するカンファレンスです。
このカンファレンスは東京以外にも、ニューヨークやサンノゼ、インドのバンガロールなど世界各地で開催されています。
開催地に関わらず世界各国から開発者が集い、Swift開発のコツや事例の共有などを通じてさらなるコミュニティの発展に協力しあっています。

2024年の今年は、3月22日-24日の3日間、渋谷のベルサール渋谷ファーストで開催されました。
22日-23日の2日間はカンファレンス、最終日の24日はワークショップが行われています。

https://tryswift.jp/

どんなことをするのか?

カンファレンスでは、広い会場の好きな席に座って登壇者の発表を聞きます。
発表内容はSwiftを使った開発に関連する内容がほとんどですが、稀にAIをテーマにした発表などもあります。


進行役の御三方がイケてる衣装で壇上に登場した図

発表は2日間で合計22テーマにもおよび、さらにその半数以上が(発表者が日本人であっても!)英語で話されるというとても学びが多い環境です。

これをみて 「え、英語か...」 と身構えてしまう僕のような自他ともに認める英語弱者の皆様、ご安心ください。
try! Swiftではなんとリアルタイム同時翻訳サービスが提供されているのです!
カンファレンス会場入り口で貸し出されているトランシーバーを装着すれば、機械翻訳ではなく有人翻訳にて発表内容の同時通訳を聞くことができます。
これで英語の発表でも内容を理解することができますね!!

さらに、カンファレンス会場ではスポンサー企業による展示ブースがいくつも出展されており、各社様々な企画で盛り上げてくださっています。
その数なんと17社!!!

各ブースでは工夫を凝らした様々なノベルティが配られていましたが、今回はスタンプラリー企画も用意されており、全てのブースをまわるとtry! Swiftの幻の景品が当たるガラガラくじに参加できるとあってスポンサーブースのコーナは大盛況!!!

顔にぼかし加工をしています


スタンプラリーのカード

僕もしっかり全てのブースを周り、ガラガラくじに参加!
ピンバッジをいただくことができました🎉


残念賞的なやつ。だがそれがいい。

スポンサー各社のブースはどれも楽しかったのですが、個人的に一番気に入っているのがDeNAさんのSwiftUIのViewのコードを脳内プレビューして紙に書くというものです。
自分では自信があったのに微妙に間違っていたり、三角関数を分かっていないとそもそも解けなかったりと問題の難易度が絶妙で時間を変えて何度も挑戦してしまいました。笑

最終日のワークショップは6つのテーマの中から好きなものを選択して、実際に手を動かしながら学ぶことができるものとなっています。
例えば、Composable ArchitectureのメンテナーであるPoint-FreeのBrandon Williams, Stephen Ceils両氏からTCAを直接学べるものや、Core Bluetoothを使ってレゴを動かして遊べるものまで多種多様なワークショップがありました。

なぜ参加するのか?

こういった大きなカンファレンスに参加しようと思うと、大体は数日間の調整が必要になったりします。
さらにtry! Swiftはオンライン開催がないという特徴もあるため、地方に住んでいると移動や宿泊などチケット以外にもそこそこ費用がかかります。

それでも今回、自身5年ぶり3度目のtry! Swift Tokyo参加をして、やはり参加してよかったと思いました。
その最大の理由は、多くのエンジニアの方と交流できたことです。

個人的な話ですが、最近はリモート勤務がメインとなり、地方に移住したこともあって関東で開催されている勉強会などにも参加が難しくなっていました。
そんな中でも、こういったカンファレンスで久々に会う旧知の方々や、前職以前に一緒に働いていた仲間、初めましての出会いなど普段の生活の中では考えられないほど多くの出会い、再会をすることができました。

もちろん、登壇者の皆様の発表がとても勉強になることは言うまでもありません。
発表内容自体は後日ブログや動画で公開されることも多いですが、インプットのために明確に時間をとってそこに集中する期間とすることで記憶に残りやすくなると思っています。
もし聞いた発表がその時すぐに活かせる内容ではなかったとしても、将来必要になった時に 「そういえばtry! Swiftでこんなような話聞いたな🤔」 となればあとは調べにいくだけなのでこっちのもんです。
このように知識にIndexを貼るイメージで役立てていくのもいいかなと個人的には考えています。

最後にtry! Swiftの大きな特徴として、 海外からの参加者がとても多いです。
我々が一度は耳にしたことのある世界的なサービスのエンジニアの方などがしれっとそこにいたりします。
そこで勇気を出して話しかければ交流が生まれたりしますし、それもこのカンファレンスの楽しみ方の一つだなと思います!

mikanのサポート制度

今回のtry! SwiftにはmikanのiOSエンジニア3名のうち、なんと3名全員が参加しました👏
特に登壇もしていないし、ブースも出していませんでしたが、iOSエンジニア全員の参加を会社は快く受け入れてくれました。
というのも、mikanには人事制度としてmikan安心キットなるものが存在し、このひとつにインプット支援というものがあります。

インプット支援
インプットする際のハードルをできるかぎり無くすため、書籍等のインプット費用を経費対象とします。
また、自身の専門領域に関するカンファレンスやイベントへの参加を業務時間にも行うことができます。参加のチケット代金も経費対象とします。

これにより金曜日のカンファレンス参加は業務として扱われ、欠勤や有給扱いにならずにインプットに集中できます。
さらにチケット代も全額経費で精算されるため、家計への心配もありません。

mikanでは、小さいチームで成果にショートカットする意味で集合知の活用を大切にしており、こういったカンファレンスなどへの参加が短期的にも長期的にも様々な事につながるキッカケになるし、何より参加する事自体が楽しいという考えのもと、このようなサポート制度を採用しています。
これはmikanの経営陣がもともとエンジニアやデザイナーで、自らも参加し体感してきたという背景もあるのかなと思います。
こうしたサポートが今後も長く継続され、さらには拡大されていくように今後はカンファレンス登壇などもやっていきたいですね!

さいごに

We are hiringがくると思いましたか??
https://herp.careers/v1/mikan/NXWAVs9SJgBZ

それもありますが、今回のカンファレンス参加で個人的な反省点がふたつあります。
最後にその2点を振り返り次回の糧として締めくくろうと思います。

まず1つ目は、、、

写真を全然撮ってない

なんと今回、このブログに貼った写真がカンファレンス期間に撮影したほぼ全ての写真でした。。。
(あとはtry! Swiftのロゴパネルを微妙な角度からパシャリとしたものが少しだけありました)
これはこのようなブログを書く時にとーっても困ります。

普段からあまり写真を撮る方ではないため、写真を撮るという行動が自然に出てこないんですね。
これはもう普段から癖付けをしておくのが一番かなと思いますので、今日から最低1日1枚は写真を撮るようにしようと思います!

そして2つ目は、、、

英語を1ミリも使ってない

英語学習のサービスを作っているのに、海外エンジニアとの交流も楽しみ方のひとつとか偉そうなことを書いているのに、ビビって英語をひと言も話しておりません!
これは悔やんでも悔やみきれない!!

来年は流暢とは言わないまでも、ビビって話しかけられないという事だけはないようにしっかりmikanで英語の勉強をして備えようと思います!!

https://apps.apple.com/jp/app/id920856839

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