英語学習での伸び悩み時期にやったこと
私は英語学習で伸び悩んだ時期がありました。
もともと英語は苦手ではなく、学校の試験や TOEIC などの資格試験での成績も比較的よいほうでした。
英会話レッスンを受けてもそこそこ会話は成り立つので、成長しているという実感が感じられずにいました。
しかし、実際に英語でランチしたりミーティングしたりするときに、ほとんど聞き取れなくて話の流れがわからず、会話に入れないという状態でした 🥺
この記事では、その後私がやっている英語の学習方法をまとめます。
これまで
これまでも英語学習はしてきたのですが、成長が停滞していた気がします。
試験勉強
英検や TOEIC の勉強をしたのですが、英語力というより、試験に最適化して解く力で乗り切ってしまいました…
例えばリスニングでは音声が終わる前に次の問題のスクリプトを見ておく、解く大問の順番を決めておくなど、小手先のテクニックが使えます。
それで合格したり、そこそこよい得点を取ってしまったりして、じゃあもういいかな、となっていました 😥
また、リスニングで流れる音声も、だいたい発音がはっきりしていてきれいなので、これが聞き取れれば現実世界でも聞き取れるというわけにはいかなかったです。
英会話レッスン
自分は講師が選べる英会話レッスンを受けていたことがあります。
大学受験で英語を結構勉強したので、リーディング、ライティングは比較的自信がありましたが、
リスニングやスピーキングはあまり練習したことがなく苦手意識がありました。
その状態で英会話を受けると、失敗が怖くて発音がきれいでやさしそうな講師を選んでしまいました 🤣
教材があればだいたい教材の内容に沿ってレッスンが進むし、
教材がないフリーカンバセーションでも、相手が聞き取りやすいようにわかりやすいように話してくれるからか
あまり負荷を感じないことが多かったです 🥺
(それはそれで会話自体は楽しいんですが!)
そんなこんなでしばらくはあまり成長を感じないままでいました。
とはいえ、職場の自分のチームでは英語話者と会話をする機会がなく、何か困っているわけでもありませんでした。
英語ランチ
ある日、久しぶりに会った職場の別の部署の仲間と 3 人でランチに行きました。
1 人は最近チーム内で英語で仕事することが増えた日本の同期、もう 1 人はインド出身の英語話者でした。
いざ 3 人でランチをしてみると、私は英語を全然聞き取れず…
2 人が何やら盛り上がっているんだけれど、話がわからなくて入れない!ととても寂しい気持ちになりました 😢
日本の同期ちゃんの英語レベルは、もともと聞いていた話から私と同じかちょっと上ぐらいかな~と思っていたのですが、
今、普通に、自然に英語で会話しているではありませんか…!
この日はすごく落ち込み、翌日、これはなんとかしなければ!と英語学習のモチベーションが爆上がりしました 🔥
リスニングの強化
私は訛りのある英語や速い英語のリスニングに課題があると感じていました。
特にインド訛りの英語を強化したいと考え、インド英語に触れられるポッドキャストを探しました。
以下は学習面でも内容面でも私に刺さったものです 🤗
Scaler Pod
司会がインドのテックカンパニーの人と対話する形式のエンジニア向けのポッドキャスト。
内容もチームの回し方やエンジニアマネージャーのキャリアなど、エンジニアとして学びになるものが多い印象です。
Global News Podcast
最近は BBC World Service - Global News Podcast を聞いています。
こちらは世界中のいろんな速さのいろんな訛りの英語が聴けます。
一回 30 分程度で毎日更新されるので、量としても十分です。
できるだけ等速、字幕なしで聞いてみるのですが、特に最初はびっくりするぐらい聞き取れませんでした。
基本的に聞き取れないので、そういうときは再生速度を遅くしたり字幕をつけたり巻き戻したりします。
続けているうちに、少しずつですが、字幕に頼らなくてもある程度聞き取れるようになってきました 💪
普段は相手に聞き返したり、ゆっくりしゃべってって頼んだりはできるので、
私が英語を使う場面からしたら、ちょっと難易度が高すぎるかもしれませんが、
負荷を高めにかけたほうが実践のときに余裕をもって対応できるかなと思っています。
実際に聞いてみてわかったのは、現実の場面では教科書に出てくるようなきれいな文章が並ぶことはほとんどなく、
文と文の切れ目があいまいで、フィラーや挿入、言い直しもたくさんあるしみんな言っているんだということです。
今までは正確に文を組み立てようとして言い淀むことが多かったのですが、これに気付いてからは、英語を話す気持ちが楽になりました。
フィラー(あー、えーとなど、英語だと uh, you know, like など)を使うと時間稼ぎになるし、ナチュラルに英語を話している気分になれてよいです笑
文が途中でつながらなくなったときに I mean で言い直してしまうのも使いやすいテクニックです。(まだまだ使いこなせてませんが!)
語彙の強化
なんだかんだ語彙力は大事だと思います。
記事を読んだりポッドキャストを聞いたり動画を見たりしても、知らない語彙が多いと意味が正確に把握できません。
知らない語彙に対しては毎回立ち止まって調べなければならず、内容を読み進めることが困難になってしまいます。
ただスピーキングに関しては、伝えるだけなら語彙力がなくてもだいたい伝わる気がします。
スピーキングやライティングにおける語彙力の強化は、引き出しを増やして表現の幅を広げるという意味で役に立ちます。
この点は日本語と同じ感じだと思います。
語彙の強化は Vocabulary.com と WordUp Vocabulary を使っています。
Vocabulary.com は自分の vocabulary list を作成でき、そのリストをもとにフラッシュカードやテストを行うことができます。
カテゴリ別のリストも用意されており、新しい語彙を学びたいときに重宝します。
Lists by Grade は、学年ごとの語彙リストで、
私は一番最初の Grade 5 (小学校 5 年生) レベルの語彙リストからスタートしました。
150 Words Every 5th Grader Should Know (小学5年生が知っておくべき150の単語) に載っている中でも知らない単語がたくさんありました 😓
WordUp は辞書として使っていますが、類義語の比較が便利です。
以下のように、類義語のニュアンスの違いについて丁寧に解説されています。
スマホアプリだと Pro Tips というのも出てきて、細かいニュアンスなどについても知ることができます!
(なぜか Web だと出てこない…)
私は Vocabulary.com で my list を作成し、
空いた時間に my list でテストを受け、
時間があるときに他のリストで新しい語彙を発掘して my list に追加し、
詳しく知りたい単語や類義語があれば WordUp で調べるという方法で語彙の勉強をしています。
シャドーイング
シャドーイングは、耳で聞いた英語を聞いたまますぐに自分の口から再現する学習方法です。
自分はシャドーイングをするときは TED を使っています。
シャドーイングは聞いた音を瞬時に英語として理解し、理解した英語を発音しなければ、正確な発音ができないため、
リスニング、発音の向上に効果が期待できます。
シャドーイング練習中の録音をして聞き返すと、全然はっきり発音できていなかったりするものです 😇
その他
ChatGPT と会話する
モバイル版の ChatGPT だと、音声を受け入れて音声で返してくれる機能があります。
これを活用することで、英会話の練習ができます。
言葉が出てこなくてちょっとだまっていると、入力が終了したとみなされて相手が喋り出してしまうので、焦ります 😇
英語で検索する
日本語の代わりに英語で検索します。
検索エンジンの言語設定も英語にすると、英語の記事がヒットしやすくなります。
英語のリーディング速度、精度の向上を期待していますが、それ以前に知らない語彙が永遠に発掘されることもあります…
YouTube も英語の動画が上がっていることが多いので、新しい技術の概要をサッと学びたいときなどに見ています。
動画がちゃんとしていると内容はなんとなくわかります。
英語で pull request を書く・コードレビューをする
英語で思考して文字にする練習になります。
文章は英語で書いて、書いた文章を日本語に機械翻訳して、意味がおかしくなっていないかを確認することが多いです。
最初は時間もかかりますが、ある程度慣れればそこまで負担に感じない程度にまで文をつくれるようになります 💪
デバイスのシステム言語を英語にする
普段の生活の中でできるだけ英語に触れる機会を増やそうというつもりで。
普段使い慣れているシステムやアプリだと、見なくても操作できてしまうので、これは別にあまり困らないです…(困りたいのか)
英語ができるようになると、コミュニケーションできる相手が増えて自分の世界も広がるので、すごく素敵なことだな~と思います ✨
引き続き英語学習を頑張っていこうと思います 🔥
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