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プライベート エンドポイントで閉域化された Document Intelligence を作る手順

2024/11/29に公開

概要

この記事は以下のコンテンツを含んでいます。

  • Document Intelligence の作成とプライベート エンドポイントと組み合わせた閉域化の手順
  • 閉域化された Document Intelligence を Document Intelligence Studio から利用するための注意点

Document Intelligence の作成

Azure Portal で Document Intelligence を作成していきます。

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ネットワーク の設定

ここだけ要注意です。

まず「種類」としては「Selected networks, configure network security for your Azure AI Services resource. (選択したネットワークとプライベート エンドポイント)」を選択してください。

そして、ファイアウォールの設定で、以下の 2 つの IP アドレスを許可してください。

  • Document Intelligence Studio の IP アドレス
  • お使いのコンピュータの IP アドレス

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あとは既定で作成します。

現時点での状況は以下の通りです。

  • Document Intelligence は作成されました。
  • Document Intelligence に対して、2 つの IP アドレスを許可するファイアウォールの設定が完了しました。
  • Document Intelligence へのアクセスはパブリック IP アドレスを経由して通信されます。

これをプライベート エンドポイントを使って閉域化(プライベート IP アドレス経由で通信に)します。

プライベート エンドポイントの設定

Document Intelligence のプライベート エンドポイントを設定していきます。

リソース ページのネットワーク ブレードからプライベート エンドポイントを追加します。

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使用する仮想ネットワークとしては、Document Intelligence 作成時に自動で作成された仮想ネットワーク(とサブネット)を流用します(もちろんしなくてもいいです)。

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パブリック IP アドレス経由のアクセスを無効化

現時点では、仮想ネットワークから、パブリック IP アドレス経由でもプライベート エンドポイント経由でも Document Intelligence にアクセスできます。

なので、パブリック IP アドレス経由のアクセスを無効化します。

ネットワーク ブレードの「Firewalls and virtual networks」欄から選択されている仮想ネットワークをホバーした状態で右クリックして「Remove」を選択し保存することで許可を取り消し、パブリック IP アドレス経由のアクセスを無効化します。

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結果

  • Document Intelligence へのアクセスはプライベート エンドポイント経由
  • 例外として、クライアント PC 上での SDK を使ったアクセスや Document Intelligence Studio からのアクセスはパブリック IP アドレスを経由

Document Intelligence Studio での動作確認

最後に、Document Intelligence Studio から Document Intelligence にアクセスできることを確認します。

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まとめ

今回の手順をヴィジュアライズしたものを以下に示します。

①:パブリック IP アドレス経由でのアクセス制限をした Document Intelligence の作成

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②:プライベート エンドポイントの設定

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③:パブリック IP アドレス経由のアクセスを無効化

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いかがだったでしょうか。基本的な内容でありつつ、いくつかの注意点があったかと思います。Document Intelligence のプライベート エンドポイントを使った閉域化を試す際は、この記事を参考にしてみてください。

参考

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Microsoft (有志)

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