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Power AppsのAPI呼び出しでエラーハンドリングする
Power Appsでカスタムコネクタとして読み込んだ外部のAPIを使用した際にエラーレスポンスが返ってきた場合にハンドリングする方法です。
前提
Power AppsにOpen API定義ファイルを読み込んでカスタムコネクタを作成しておきます。
具体的な方法は以下の記事が参考になります。
手順
1.実験段階の機能をON
アプリの「ファイル」→「設定」→「近日公開の機能」→「実験段階」から「数式レベルのエラー管理」をONにします。
2.カスタムコネクタの読み込み
「データ」→「データの追加」をクリックして前提で作成したカスタムコネクタを読み込みます。
3.API呼び出し処理の実装
IfError関数を使用します。
IfError(
AzureFunctionsOpenAPIExtension.Debug(200), // エラーを評価される処理
UpdateContext({message:"error"}), // エラーの場合の処理
UpdateContext({message:"success"}) // 正常に終了したときの処理
);
今回はテストとして、リクエストに欲しいレスポンスコードを渡すとそのレスポンスコードを返してくれるAPIを使用しています。
これでエラー時のハンドリングが実装できました。
参考
Power Appsには今回使用したIfError関数の他にもエラーをハンドリングできる関数が存在します。また、IfError関数にも様々なオプションがあり、より柔軟な処理を書くことができます。
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