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GitHub Copilot Agent モードで毎回打ってるプロンプトを楽に入力したい…!!!

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はじめに

以前以下のような記事を書いて、その中で Prompts の使い方について説明しました。

GitHub Copilot Agent Mode の MCP の Tools, Prompts, Resources の使い方

端的に言うと、よくつかうプロンプトを登録しておくことで /prompt-name と入力するだけでプロンプトを呼び出せるようになります。/ を入力すると、登録したプロンプトの一覧が表示されるので、そこから選ぶこともできます。便利…!

自分は、Agent モードを使う時には、何をやってほしいのかを AI と相談して決めて、そのあと実行をお願いするということをしています。そこらへんについては過去に「GitHub Copilot のAgent モードで Vibe じゃないコードを書く時に気を付けたこと」という記事を書いています。
何をやるかというフェーズは Ask モードを使ってもいいのですが Azure のドキュメントを探してほしい等の外部リソースを参照したり色々自発的にやってほしいことが多いので Agent モードを使いつつ、「まだファイルは変更しないでね」ということをお願いしていました。

プロンプトを登録しておくと便利

ということで「まだファイルは変更しないでね」と「プランを実行してください」という旨プロンプトを登録しておくと便利です。
プロンプトの登録は以下のように Chat: New Prompt File... を選択して、プロンプトを登録するファイルを作成します。

次に保存場所を聞かれます。今回は色々なフォルダーで使いたいので User Data Folder を選択します。名前は plan と入力します。すると plan.prompt.md というファイルが作成されます。そして以下のような内容に変更します。

plan.prompt.md
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mode: agent
---
ファイルの変更は行わないで指示された調査・分析・プランニングを行ってください。

内容については、もうちょっと具体的に書いてもいいかもしれませんが、ここでは「ファイルの変更は行わないで」ということを伝えています。同じ手順で execute-plan.prompt.md というファイルも作成して、以下のような内容にします。

execute-plan.prompt.md
---
mode: agent
---
プランを実行してください。プランの実行に必要な情報が不足している場合は、質問をしてください。

使い方

これで準備は完了です。Agent モードを使う時に /plan と入力すると、先ほど登録したプロンプトが呼び出されます。それに続けてやりたいことを入力するとファイルの変更をせずに調査・分析・プランニングを行ってくれます。

/plan をつけたやり取りを複数回繰り返して、やりたいことが決まったら、/execute-plan と入力するとプランを実行してくれます。これで、毎回同じプロンプトを入力する手間が省けて便利です。

まとめ

GitHub Copilot Agent モードで毎回打っているプロンプトを登録しておくことで、簡単に呼び出せるようにする方法を紹介しました。これにより、毎回同じプロンプトを入力する手間が省け、効率的に作業を進めることができます。

私は、プランを立てて実行するということをやっているのでこのようなプロンプトをよく打っていたのですが、他にもよく使うプロンプトがあれば同様に登録しておくと便利です。GitHub Copilot Agent モードを使う際には、ぜひ試してみてください。

Microsoft (有志)

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