最高に可愛いTerminal入門
今年も Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2024 が始まりました!
本記事は 3 日目の記事です。
はじめに
テンションを高めていくために、可愛い Terminal 環境を作ります。
調べてみたところ、デコるライブラリは複数ありました。
(例)
今回は Oh My Posh を使います。
導入
手順1 インストール
winget でインストールします。
winget install JanDeDobbeleer.OhMyPosh -s winget
oh-my-posh がコマンドで利用可能な状態か確認をします。
Get-Command oh-my-posh
もし認識されない場合はパスを確認して設定しましょう。
(例)
$env:Path += ";C:\Users\user\AppData\Local\Programs\oh-my-posh\bin"
手順2 フォントのインストール
Oh My Posh 公開資料で紹介されているNerd Fontsには、色々なフォントがあります。
今回は meslo をインストールします。
oh-my-posh font install meslo
手順 3 Terminal の設定変更
インストールしたフォントを使用するように設定を変更する必要があります。
ターミナルの設定画面を開き、[JSONファイルを開く]を選択して JSON ファイルにフォントの情報を追記します。
以下のように profiles の中の defaults にフォントを記載します。
(一部抜粋)
"profiles":
{
"defaults": {
"font":
{
"face": "MesloLGM Nerd Font"
}
},
手順 4 Terminal の設定変更
起動時に Oh My Posh を使用するようにシェルの設定をします。
$PROFILEにスクリプトを記載します。
notepad $PROFILE
以下記載します。
oh-my-posh init pwsh | Invoke-Expression
もし $PROFILE がない場合は、以下で作成します。
New-Item -Path $PROFILE -Type File -Force
では、可愛いターミナルを見てみます。
. $PROFILE
カスタマイズする
テーマは以下で確認可能です。
Get-PoshThemes
$PROFILE の内容を変更します。 oh-my-posh init pwsh の後ろに --config にてテーマを指定することで、テーマの変更が可能です。
oh-my-posh init pwsh --config "<ローカルのパスまたはURL>/<theme-name>.omp.json" | Invoke-Expression
適用すればテーマが変わります。
. $PROFILE
テーマを一部ご紹介します。
M365Princess
スーパーラブリーです。
oh-my-posh init pwsh --config "https://raw.githubusercontent.com/JanDeDobbeleer/oh-my-posh/main/themes/M365Princess.omp.json" | Invoke-Expression
wholespace
CPU や RAM も可愛く表示されます。
oh-my-posh init pwsh --config "https://raw.githubusercontent.com/JanDeDobbeleer/oh-my-posh/main/themes/wholespace.omp.json" | Invoke-Expression
jonnychipz
こんなのもあります。接続している Azure のサブスク名も確認できます。
oh-my-posh init pwsh --config "https://raw.githubusercontent.com/JanDeDobbeleer/oh-my-posh/main/themes/jonnychipz.omp.json" | Invoke-Expression
おわりに
Terminal を可愛くしてテンションあげていきましょう💖
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