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最高に可愛いTerminal入門

2024/12/03に公開

今年も Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2024 が始まりました!
本記事は 3 日目の記事です。

はじめに

テンションを高めていくために、可愛い Terminal 環境を作ります。
調べてみたところ、デコるライブラリは複数ありました。

(例)

今回は Oh My Posh を使います。

導入

手順1 インストール

winget でインストールします。

winget install JanDeDobbeleer.OhMyPosh -s winget

oh-my-posh がコマンドで利用可能な状態か確認をします。

Get-Command oh-my-posh

もし認識されない場合はパスを確認して設定しましょう。
(例)

$env:Path += ";C:\Users\user\AppData\Local\Programs\oh-my-posh\bin"

手順2 フォントのインストール

Oh My Posh 公開資料で紹介されているNerd Fontsには、色々なフォントがあります。

今回は meslo をインストールします。

oh-my-posh font install meslo

手順 3 Terminal の設定変更

インストールしたフォントを使用するように設定を変更する必要があります。
ターミナルの設定画面を開き、[JSONファイルを開く]を選択して JSON ファイルにフォントの情報を追記します。

以下のように profiles の中の defaults にフォントを記載します。

(一部抜粋)

    "profiles": 
    {
        "defaults": {
            "font":
            {
                "face": "MesloLGM Nerd Font"
            }
        },

手順 4 Terminal の設定変更

起動時に Oh My Posh を使用するようにシェルの設定をします。

$PROFILEにスクリプトを記載します。

notepad $PROFILE

以下記載します。

oh-my-posh init pwsh | Invoke-Expression

もし $PROFILE がない場合は、以下で作成します。

New-Item -Path $PROFILE -Type File -Force

では、可愛いターミナルを見てみます。

. $PROFILE

カスタマイズする

テーマは以下で確認可能です。

Get-PoshThemes

$PROFILE の内容を変更します。 oh-my-posh init pwsh の後ろに --config にてテーマを指定することで、テーマの変更が可能です。

oh-my-posh init pwsh --config "<ローカルのパスまたはURL>/<theme-name>.omp.json" | Invoke-Expression

適用すればテーマが変わります。

. $PROFILE

テーマを一部ご紹介します。

M365Princess

スーパーラブリーです。

oh-my-posh init pwsh --config "https://raw.githubusercontent.com/JanDeDobbeleer/oh-my-posh/main/themes/M365Princess.omp.json" | Invoke-Expression

wholespace

CPU や RAM も可愛く表示されます。

oh-my-posh init pwsh --config "https://raw.githubusercontent.com/JanDeDobbeleer/oh-my-posh/main/themes/wholespace.omp.json" | Invoke-Expression

jonnychipz

こんなのもあります。接続している Azure のサブスク名も確認できます。

oh-my-posh init pwsh --config "https://raw.githubusercontent.com/JanDeDobbeleer/oh-my-posh/main/themes/jonnychipz.omp.json" | Invoke-Expression

おわりに

Terminal を可愛くしてテンションあげていきましょう💖

Microsoft (有志)

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