Microsoft Teamsのウェブ会議で手軽に見た目を盛る
はじめに
エンジニアは技術力だよ見てくれなんて関係ねぇというご意見はごもっともですが、クライアントとの会議などである程度見た目の印象も気にしなければいけない場面もありますので、個人的にやっている手軽な方法をまとめてみました。
1. Teamsのビデオ設定を変更する
2022年4月に新たに追加された明るさの調整とソフトフォーカスを有効にします。これが一番手軽で効果が大きいです。これらの機能は会議画面のその他 -> 設定 -> デバイスの設定から見つかります。
明るさの調整を有効にするとTeamsがソフトウェア的に顔の明るさを調整してくれます。リングライト等の照明がいらないので自宅外出先問わずトグルひとつで使えて便利です。ライトは眼鏡に映りこんでしまったり、まぶしくて長時間の会議だと目が疲れてしまったりするので、そういった面でもありがたいです。
ソフトフォーカスはいわゆる美肌フィルターです。Zoomでいう"外見を補正する"に相当する機能です。Maxにすると補正感がかなり強くなってしまって粘土みたいな質感になってしまうので、自然に見えるラインを探ります。
2. 背景を変更する
デフォルトの"ぼかし"はぼかしが薄く、自宅からのリモート会議の場合は結構生活感が見えてしまったり、オフィスからのリモート会議では人が後ろを通っているのが見えてしまったりします。他の参加者の気が散ってしまわないようにするために背景を変更します。
背景画像はTeamsにあらかじめ準備されているものを使ったり、個性を出したい場合は下記のリンク先で公開されているものなどから任意の画像を追加します。
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Microsoft Teams のバーチャル背景
ここには元ネタを知っているとニヤッとできるものや、例の草原もあります。
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(追記) Microsoft Teams - バーチャル背景
こちらには日本の実在するカフェやネタ感のする背景があります。ただし、あまりにも狙いすぎたものを選ぶと寒くなってしまうので、自身のキャラクターに合っていてかつTPOに配慮したものを選びます。
背景は会議画面のその他 -> ビデオ特殊効果から変更できます。
新規追加から任意の背景を追加できます。
3. (物理的な)背景と同化しないようにする
特に自宅からのリモート会議の際はソファーやベッドの色と服の色が同化してしまってくつろいでいるのがバレてしまう事があります。対応策として、ベッドやソファーに普段よく着る服との境界がはっきりしそうなカバーをかけたり、逆に服の色を調整します。
4. カメラ位置の調整
カメラの位置をなるべく顔の正面に置きます。ノートPCを直接机に置くとウェブ会議の時にふてぶてしい角度になってしまいます。肩こり対策としても良くないですので、ノートPCスタンドを使って位置を高くします。デスクトップPCの場合は一番良く見るディスプレイの位置にカメラを置きます。マルチディスプレイ運用の場合は位置を間違えると常に文豪の写真みたいにな角度になってしまいます。
まとめ
ビフォアフターの写真は無いですが、これだけでも見た目の印象はだいぶ変わります。
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