Azure Stack HCI 23H2 を更新するぞ！
Azure Stack HCI 23H2 の GA バージョンは、10.2311.2.7 です！
HCIのラボ環境を作ってみたのですが、バージョンを確認をしてみると、なんとプレビュー版の 10.2311.0.26 が入ってしまっていました…。
どうやら参照している ISO イメージが古いものだったようです。
当然、GA版を使いたい、というわけで最新化してみます！
Azure Stack HCI バージョン 23H2 の新機能として、Azure Portal からオンプレミスにある Azure Stack HCI への更新プログラム適用というのが可能になっています。早速 Azure Portal から試してみます！
Azure Portal から、 更新を開始！
[Azure Portal] - [Azure Stack HCI] - [Updates] から更新を開始
まずは、[Azure Portal] から、Azure Stack HCI クラスター を開き、[更新] 欄を開いてみます。
最新の更新プログラム有無や、現在のOSバージョンが表示されるはずです。
上部にある、 [一回限りの更新] をクリックします。
更新プログラム適用にあたってのチェック結果が表示されます。
次に進むと、適用する更新プログラムが選択できます。最新である 10.2311.2.7 を選択し、下部の [次へ] を選択します。(キャプチャからは見切れています…すいません)
確認画面が表示されますので、問題なければ、下部の インストール を選択して、更新を開始します。(こちらもキャプチャからは見切れています…すいません)
インストールの開始が開始されます。
Update Manager で進捗を確認しつつ、更新の完了を待つ
インストールの更新が完了するまで待ちます。
Update Manager に [Azure Stack HCI の管理] という欄があるので、そちらで進捗を確認してみます。
リンクを開くと、更新の状況が確認できます。
確認した際は、どうやら最初のステップである、更新プログラムをダウンロード、を行っている最中の模様でした。
しばらく待つと、ダウンロードは完了しており、インストールが進行していました。
さらに待つと、全てのインストールが完了していました。
更新完了
無事に、最新 10.2311.2.7 への更新が完了しました！
更新の履歴も確認できます。所要時間の欄が、日本語表示だと文字化けしてしまうようでしたので、英語表示に変更してみました。時間は結構かかっており、約3時間ほどかかったことがわかります。
今回私は無事に成功しましたが、同じ HCIBOX を試していても、どうやら更新が失敗する場合もあるようです。
トラブルシューティングのページに、更新ログの取集方法 や、失敗した更新プログラムを再試行する方法の記載があります。
HCIBOX のようなラボ環境であれば、いったん再試行でよいと思いますが、万が一、実機環境で発生した場合には、ログを収集してサポート依頼をする形になると思われます。
なお、Azure Portal から更新する方法以外には、 PowerShell を利用した更新も可能です。
参考
Azure Stack HCI のラボ (Jumpstart HCIBox 23H2) を展開してみよう
Azure Stack HCI の更新
Azure Stack HCI バージョン 23H2 の新機能
MAzure Stack HCI バージョン 23H2 のトラブルシューティング
Azure Update Managerを使用して Azure Stack HCI バージョン 23H2 を更新する
PowerShell を使用して Azure Stack HCI バージョン 23H2 を更新する
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