0. はじめに
普通に Microsoft Intune にて Google Chrome をインストールする場合には、
「基幹業務アプリ」にて、Chrome の MSI のインストーラーをそのまま登録すれば可能です。
ここでは諸事情により Win32 アプリとしての登録例を紹介しています。
例えば、Windows 11 SE にアプリ配布したい場合などに参考にいただければ幸いです。
1. 必要な素材のダウンロード
ここでは「C:\tools\intunewin」というフォルダに保存することにします。
- Microsoft Win32 コンテンツ準備ツール
以下のサイトから Intune 用のファイル (.intunewin 形式) に変換するためのMicrosoft Win32 コンテンツ準備ツール (IntuneWinAppUtil.exe) をダウンロードします。
「IntuneWinAppUtil.exe」 の直接のダウンロードはこちらから
- MSI 版 Google Chrome のインストーラー
以下のサイトより MSI 形式の Chrome のインストーラーをダウンロードしておきます。
「googlechromestandaloneenterprise64.msi」というファイルをダウロードしておきます。
これで、「C:\tools\intunewin」というフォルダに上記 2 つのファイルが存在する状態になります。
2. パッケージの変更
- コマンド プロンプトや PowerShell にて以下を実行します。
C:\tools\intunewin\IntuneWinAppUtil.exe -c c:\tools\intunewin -s googlechromestandaloneenterprise64.msi -o c:\tools\intunewin
実際の実行結果はコチラ
c:\tools\intunewin に「googlechromestandaloneenterprise64.intunewin」というファイルが出来上がります。
3. Intune へのアップロード / Chrome の配布
実際に Intune にて Chrome の配布を行います
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Microsoft Intune の管理ポータル (https://endpoint.microsoft.com/) にアクセ
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[アプリ ] - [Windows のアプリ] - [+ 追加] をクリック
Intune の 管理ポータル
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[Windows アプリ (Win32] - [選択] をクリック
Intune の 管理ポータル
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[アプリ パッケージ ファイルの選択] より、「2. パッケージの変更」で作成した「googlechromestandaloneenterprise64.msi」を選択し [OK] をクリック
Intune の 管理ポータル
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「アプリ情報」の候にて「発行元」やバージョンを入力して [次へ]
Intune の 管理ポータル
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「プログラム」の項にて、そのまま [次へ]
Intune の 管理ポータル
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「必要条件」の項にて、必要項目を入力し [次へ]
Intune の 管理ポータル
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「検出規則」の項にて、以下を入力し [OK]
規則の形式 : 検出規則を手動で構成する
規則の種類 : MSI
Intune の 管理ポータル
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「依存関係」の項にて、そのまま [次へ] をクリック
Intune の 管理ポータル
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「置き換え (プレビュー)」の項にて、そのまま [次へ] をクリック
Intune の 管理ポータル
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「割り当て」の項にて、適切なグループに割り当てを選択し、[次へ] をクリック
Intune の 管理ポータル
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「確認と作成」の項にて、内容を確認し、[作成] をクリック
Intune の 管理ポータル
以上でファイルのアップロードが始まります。
しばらく経過した後、アプリのインストールが行われます。
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