Azure DevOps の Issue に「期限」 等の列を追加する

2023/10/27に公開

はじめに

Azure DevOps の Issue をよくある課題管理表のように使おうとした場合、Issue に列を追加したくなることがあります。例えば、「期限」のようなよく使う列もデフォルト状態では表示されていません。本記事では、Issue に列を追加する方法を紹介します。

本記事の対象者

Azure DevOps を使用してプロジェクトや何等かの課題管理、タスク管理を行おうとしている方

手順

Issue への列の追加は Organization Settings > 'Boards' > 'Process' から行います。

  1. Organization Settings に移動します。

  2. Boards > Process に移動します。

  3. 変更するプロセスの横にあるドットボタンをクリックします。今回は Basic を選択します。

※ 自分のプロジェクトがどのプロセスを使用しているかは、Organization Settings > General > Projects から確認できます。

  1. Create inherited process をクリックします。

  2. プロセス名を入力します。今回は process for demoproject とします。Create process をクリックします。

  3. 変更したいワークアイテムの種類を選択します。今回は Issue を選択します。

  4. New field をクリックします。

  5. Use an existing field を選択します。プルダウンメニューから追加したい列を選択します。今回は Due Date を選択します。

  6. Add filed をクリックします。

  7. Proecss 画面で Due Date が登録されました。

  8. 作成したプロセスをプロジェクトに割り当てます。Process > Basic を選択します。Project タブをクリックし、変更するプロジェクトのドットボタンをクリックします。Change Process メニューが出てくるのでクリックします。

  9. 先ほど作成したプロセスを選択します。今回は process for demoproject を選択します。作成後 Save をクリックします。

  10. Complete が表示されることを確認します。

  11. 列が追加されていることを確認します。Project > Boards > Issues に移動します。Due Date が追加されていることが確認できます。

  12. Work items の一覧画面で Due Date を表示させる場合には、Columns options から追加したい列(今回は Due Date)を選択することで表示させることができます。

まとめ

Azure DevOps の Issue に列を追加する方法を紹介しました。Issue に列を追加することで、よりプロジェクト管理がしやすくなると思います。ぜひ、試してみてください。

Microsoft (有志)

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