【MICIN入社エントリ】医療×ITへの思い、エンジニアとしてのこれから
はじめに
2024年4月より株式会社MICINにエンジニアとして入社いたしました、山崎です。
現在MICINでは、「オンライン診療クロン」を中心にプロダクトの開発に関わっております。
入社のきっかけや思い、そして実際にこの会社に入ってみての現在について入社エントリを通して、MICINがどんな会社なのかをもっと知るきっかけの一つとしていただければ幸いです!
MICINにジョインした理由
私は2020年4月より、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
一社目は受託開発中心の社員300名ほどの企業で、未経験エンジニアとしての就職でした。もともと開発やエンジニアに興味があったというわけではなく、就活時も何が自分に向いているのか・何をやりたいのかを決めないままスタートし、縁があり入社する運びとなりました。
結果としては、研修や業務を通じての実感から、ITエンジニアは自分の道じゃないと辞めていく同期もいた一方で、意外にも、自分の性質には合っていたようです。じっくり粘り強く成果物に向き合い、手さぐりで調べながら実現可能性を探り、とはいえそれだけではなくコミュニケーションも重要で、実際に運用してくれているメンバーの声も聞きながらプロダクトそのものに手を加え改善していく、という仕事を楽しく感じていました。
一社目のキャリアもそのような意味では順風満帆でしたが、今後を考えた際に、このままでよいのかなと少し不安がありました。
自身の人生や生活のテーマを考えたとき、自分が重視していたのは「生活でより豊かな可能性を持てること、そして自らより良くしていけること」だとわかりました。そのテーマに合致した会社やプロダクトに関わることで、ただ生活の糧を得るというだけではなく、生活の一部として仕事に向き合えるのではと感じるようになりました。
とはいえ、このテーマは働きながら徐々に浮かび上がってきたものです。
元々ある程度技術的な成果を利用した生活改善には関心があり、家庭内にもWebエンジニアの開発手法や諸々のtoolの導入をしたりなどやってはいたものの、自分の人生の軸は最初から定まっていたわけではありません。「自分の人生の軸は何か/どうしていきたいか」ということを、社会人4年目にさしかかるタイミングで余裕も出てきたなかで、より考えるようになりました。
当時前職で関わっていたプロダクトにも意義や価値を感じてはいたものの、より自身が日頃使うプロダクト、自身の問題意識と共鳴するようなプロダクトに携わることで当事者意識を持ち、自身、そしてプロダクトを利用してくれる人の生活に貢献したいという気持ちが強くなってきていました。
そんな中で、エンジニア向け転職サイトで自身もちょうど利用していたプロダクト「curon」を抱えるMICINに声をかけていただいたことが入社を考えるきっかけとなりました。
自分が日頃利用しているという点でもマッチしていましたし、また、幼少期に持病での手術経験があり、医療は身近なものでした。手術ということでとても当時は不安だったのですが、技術も人柄もすばらしく信頼を預けられたドクターのかっこよさに、医師の道も一度は志したことがありました。
一度諦めた方向性でしたが、再度、別の形で、医療に関わる道をイメージすることができました。
MICINの採用について
実際にエントリーしてみて、面接の丁寧さに驚きました。
中途採用でありながら、4度にわたる面接によって、じっくり適正やカルチャーフィットをはかっていきます。
転職にスピード感を重視している方ももちろん多いと思うので、ネガティブに捉えられてしまうケースもあるかもしれないのですが、個人的には、入社前からある程度会社のカルチャーであったり、どんな人たちと一緒に働くことになるのか、自分が何を求められているかを詳しく知ることができたのはよい機会でした。そのおかげで、入ってからもスムーズに社風に馴染むことができましたし、仕事をする上でなんだかんだ一番不安になりがちな人間関係の面についても、安心して入社を心待ちにすることができました。
面接の担当者全員からのコメントの入ったオファーレターをいただいたのも印象的でした。真剣に向きあってくれていることが感じられ、モチベーションも高まりました。
また、メンバーの個性にあわせて作られた「MICINモンスター」もかわいく、アイコンにも使いやすいもので、お気に入りです。
入ってみて:会社・チームの印象
出社は月二回必須ではあるものの、日頃ほぼリモートワークでの業務ということで当初は不安もありましたが、気軽にミーティングをしたり、声をかけやすい雰囲気がありました。今も、仕様面や実装面で少し相談したい、意見を聞いてみたい、というときは、SlackのハドルミーティングやGoogle Meetで軽く会話の機会を持つことができ、スムーズに業務をすすめられています。
一定頻度で1on1があり、そこで相談や認識のすりあわせもしやすいです。
メンバーの技術力に応じてチームの底上げのための取り組みも行われており、技術的なキャッチアップもしやすい環境だと思いました。私のチームでは、二週間に一度、公式ドキュメントを基にした輪読会を行ない、理解の再確認や新しい知見をプロダクトに取り入れられないか、また経験の浅いエンジニアからの疑問点など共有しています。また、部門横断的に読書会が定期的に開催されていたり、年一回のエンジニア合宿などで皆で議論しながら知見を深めています。
入ってみて:業務内容
入社して2か月ほどは、仕様把握・関係者の把握をかねてテクニカルサポート業務を中心に行っていました。
テクニカルサポートに関してはもともとある程度経験があり、また社内コミュニケーションという得意分野でもあったので個人的にも入りやすく、実際にプロダクトを触って検証するような機会も多いことである程度プロダクトの仕様を把握してから開発に入れたことは理解度の向上に役立ちました。
現在は、前職ではフロント中心だったのであまり関わっていなかったバックエンドの実装も含めて徐々に開発業務にかかわりはじめています。
運用面での課題解決のため、これまでサポートエンジニアが手作業でやっていた作業を徐々に自動化したり、法令対応や機能改善のためのプロジェクトにもジョインして、プロダクトの改善につとめています。
入ってみて:驚いたこと、苦労したこと
入社して2か月くらいの時点で、社内エンジニア向けイベントの運営メンバーに加入することになりました。
社内エンジニア向けイベントでは、月に1度ほどのペースで、他職種のスピーカーによるクロストークや、あるプロダクトをデモしてみんなで実際に使ってみながら開発者に質問をするような「プロダクトを触る会」など、エンジニアが自分が関わっていないほかのプロダクトや社内の職種について知りつつ、交流を深められるような企画を行っています。
入社してすぐに加入することになったので、自分自身もまだまだ手探りかつ、周りとの信頼関係を築いているさなかであったので、最初はうまく企画をすすめられるか不安がありました。実際取り組んでみて、他の運営メンバーと協力しながら、良い会にすることができ一安心です(笑)
また、現在でも入社半年がたっていないのですが、通年採用ということもありチームにもちらほらと新しいエンジニアが入ってきています。そのなかで、一部新人エンジニアへのオンボーディングや研修を任されることもあり、スタートアップのスピード感を感じております。
背伸びした活動をすることもありますが、成長の機会だと感じています!
今後について
技術面ではまだまだ不安もあるので学びながら、まずはいち開発者としてより事業に貢献できるようリードしていきたいです!
また、元々人や組織を作ることにも関心があるので、長期的には、採用や、チームのメンバーが働きやすい環境づくりといったマネジメント系の業務にもチャレンジしたいと思っています。
「すべての人が、納得して生きて、最期を迎えられる世界を。」というMICINのVISIONの実現に、エンジニアとして、またエンジニアの垣根を超えたチャレンジも重ねながら、尽力したいです!
求人
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