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【Automatic1111】Mac(M1/M2)のローカルでStableDiffusionのGUIツールを使う方法

2022/10/06に公開約3,100字

はじめに

WindowsやColab環境のStableDiffuisonユーザに人気のAutomatic1111がMacでも使用できるようになりました。
公式の説明が英語で分かりづらいのと、デフォルトのインストーラーを使うと一部の環境が書き換えられてしまうので、おすすめの方法を解説します。

導入前の前提条件

conda環境とhomebrewは先行してインストールしておいてください。
導入手順がわからない場合は、以下の記事のhomebrewをインストールpython仮想環境のインストール部分を参考にインストールしてください。

https://zenn.dev/michy/articles/102a0558096199

事前準備

インストールフォルダの用意

ターミナルでファイル一式をインストールしたいフォルダを作成+移動してください。
ターミナルの移動がわからない場合はFinderでインストール先のフォルダを作って右クリック⇒フォルダに新規ターミナルでもOK

ckptファイルの用意

huggingFace等で使用したいモデルのckptファイルを予めローカルにダウンロードしておいて下さい。
ckptファイルであればオリジナル以外(waifu-diffusion等)でもOK

必要ファイルのダウンロード

以降で出てくるコマンドを上から順に実行します。それぞれのコマンドで何をやっているかはコマンド毎に解説しますが、わからなくてもそのままターミナルにコピペして実行すればOKです。

仮想環境の用意

仮想環境を構築します。コード内のweb-uiという部分は任意のものに変えて構いません。
※変えた場合は以降のコマンドで出てくるweb-uiの部分は適宜読み替えてください。

conda create -n web-ui python=3.10

仮想環境の起動

conda activate web-ui

web-uiのメインファイルをgitからコピーする

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git

コピーしてきたフォルダに移動

cd stable-diffusion-webui

関連ライブラリのダウンロード

こちらは上から順次実行してください。実装してくれた有志の方々に感謝🎉

git clone https://github.com/CompVis/stable-diffusion.git repositories/stable-diffusion
git clone https://github.com/CompVis/taming-transformers.git repositories/taming-transformers
git clone https://github.com/sczhou/CodeFormer.git repositories/CodeFormer
git clone https://github.com/salesforce/BLIP.git repositories/BLIP
git clone https://github.com/Birch-san/k-diffusion repositories/k-diffusion

ckptファイルの設置

インストールフォルダの中にmodelsという名前のフォルダがあるので、そこに事前にダウンロードしておいてckptファイルを設置する。

設置した後、ファイル名をmodel.ckptに変更する。

仮想環境の設定

必要なライブラリを仮想環境にインストール

pip install -r requirements.txt
pip install git+https://github.com/openai/CLIP.git@d50d76daa670286dd6cacf3bcd80b5e4823fc8e1
pip install git+https://github.com/TencentARC/GFPGAN.git@8d2447a2d918f8eba5a4a01463fd48e45126a379

2022/10/05時点で追加で必要なライブラリのインストール

この手順は今後不要になる可能性があります。現時点で起きているissue回避の為の設定になります。

protobuf 3.19.4

pip install protobuf==3.19.4

Torchの暫定版インストール

pip uninstall torch torchvision torchaudio -y

pip install --pre torch==1.13.0.dev20220922 torchvision -f https://download.pytorch.org/whl/nightly/cpu/torch_nightly.html --no-deps

その他必要ライブラリのインストール

pip install gdown 

仮想環境の設定値の変更

conda env config vars set PYTORCH_ENABLE_MPS_FALLBACK=1

仮想環境の再起動

一通りの処理が終わったら仮想を再起動します。以下のコマンドを実行してください。

conda deactivate
conda activate web-ui

ここまででインストールは終了です!お疲れさまでした!
以降は起動方法の説明です

web-uiの起動

以下のコマンドを実行するとwebuiが起動します。

python webui.py --precision full --no-half --opt-split-attention-v1 

コマンドを実行すると以下のようなIPアドレスが表示されるので、それをブラウザにコピペすれば動作開始完了です。

利用時の注意

デフォルトの設定のままだと動作はするものの、seed値が反映されません。
seed値を使う場合は、Sampling methodの値をEulerかDPM2を選んでください。

まとめ

いかがだったでしょうか?Macユーザ待望のstablediffusionのGUIツールの使い方を解説させていただきました。
少し手順は長いですが、機能も豊富で非常に使いやすいツールなので是非挑戦してみてください。

他にもMacのstableDiffusion環境で解説のご希望があれば気軽にコメントください。

また、AIイラスト関連で使う基本的な用語解説もしているので、よければこちらもご一読ください。

https://zenn.dev/michy/articles/f5a9f073709e0e

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