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【Stable Diffusion】MacのローカルでComfyUIを実行する方法

2023/08/14に公開

はじめに

この記事はM1/M2 Mac上でComfyUIの環境を構築し、実行するための手順をまとめたものです。

ComflyUIは以下のものを使用することを前提としています。

https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI#manual-install-windows-linux

ComfyUIとは

StableDffusionの実行環境です。
StableDffusionの実行環境と言えばAutomatic1111が有名でしたが、ComfyUIはノードベースのUIとなっており、Automatic1111とは違った操作感になっています。

ノードベースのUIのため、処理内容を柔軟に変更することができる上、過去の動作ブロックを記憶しておくことでControlNetなど、複雑な設定も再現性高く構築する事ができるようになっています。

Automatic1111に満足できなくなってきた中級者におすすめのUIです。

環境構築

venvの環境構築

venvを使用してpythonの仮想環境を構築します。

python -m venv venv

仮想環境のアクティベート

構築した仮想環境をアクティベートします。
必要なライブラリはこの仮想環境にインストールします。

. ./venv/bin/activate

pipの最新化

pip install --upgrade pip

pytorchの開発版インストール

torchの開発版をインストールします。

pip install --pre torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/nightly/cpu

コマンドは以下公式から引用しました。

https://pytorch.org/get-started/locally/

comfyUIのインストール

Gitのクローン

git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git

関連ライブラリのインストール

必要なライブラリは全てrequirementsに纏まっているので、そのままpipすればOK.

cd comfyUI
pip install -r requirements.txt

その他の準備

モデルの設置

モデルは以下に設置
ComfyUI > models > checkpoints

起動

以下を実行して、出てきたURLにブラウザでアクセスします。

python main.py

実行

ノードを繋げてUI内にあるQueue Promptを押せばOKです。
ノードごとの使い方は追ってまとめたいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?MacでComfyUIを導入する方法を解説させていただきました。
少し手順は長いですが、機能も豊富で非常に使いやすいツールなので是非挑戦してみてください。

私のTwitterではStebleDiffusionに限らず、AIを活用した業務改善情報の発信をしておりますのでご興味のある方は是非フォローをお願いします。
https://twitter.com/Linus_lab

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