【Stable Diffusion】MacのローカルでComfyUIを実行する方法
はじめに
この記事はM1/M2 Mac上でComfyUIの環境を構築し、実行するための手順をまとめたものです。
ComflyUIは以下のものを使用することを前提としています。
ComfyUIとは
StableDffusionの実行環境です。
StableDffusionの実行環境と言えばAutomatic1111が有名でしたが、ComfyUIはノードベースのUIとなっており、Automatic1111とは違った操作感になっています。
ノードベースのUIのため、処理内容を柔軟に変更することができる上、過去の動作ブロックを記憶しておくことでControlNetなど、複雑な設定も再現性高く構築する事ができるようになっています。
Automatic1111に満足できなくなってきた中級者におすすめのUIです。
環境構築
venvの環境構築
venvを使用してpythonの仮想環境を構築します。
python -m venv venv
仮想環境のアクティベート
構築した仮想環境をアクティベートします。
必要なライブラリはこの仮想環境にインストールします。
. ./venv/bin/activate
pipの最新化
pip install --upgrade pip
pytorchの開発版インストール
torchの開発版をインストールします。
pip install --pre torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/nightly/cpu
コマンドは以下公式から引用しました。
comfyUIのインストール
Gitのクローン
git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git
関連ライブラリのインストール
必要なライブラリは全てrequirementsに纏まっているので、そのままpipすればOK.
cd comfyUI
pip install -r requirements.txt
その他の準備
モデルの設置
モデルは以下に設置
ComfyUI > models > checkpoints
起動
以下を実行して、出てきたURLにブラウザでアクセスします。
python main.py
実行
ノードを繋げてUI内にあるQueue Promptを押せばOKです。
ノードごとの使い方は追ってまとめたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?MacでComfyUIを導入する方法を解説させていただきました。
少し手順は長いですが、機能も豊富で非常に使いやすいツールなので是非挑戦してみてください。
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