AZ-104試験 合格体験記・勉強法 Microsoft Azure Administrator
はじめに
2024年7月6日にAZ-104試験を受験し合格しました。
今回は教材選びから学習方法など合格までの道のりを紹介していきます。
勉強法
筆者スペック
学習開始時点での私のスペックは以下の通りです。
・Azure使用経験なし
・AWS資格9個所持(2024 All Cert)
・AZ-900は未受験
AWSの知識はAzureを学習するにあたってある程度は役に立ったと思います。
リージョンや可用性ゾーンなどの考え方や権限周りは名前が違うだけで同じサービスが多いので概念の理解はスムーズでした。
一方で試験における問題の出題形式はかなり違うので試験におけるテクニックなどは生きなかったと感じています。
教材選択
AWSなどのベンダー試験には評判の良い教材の使用が効果的でしてた。
AzureはAWSと比較すると教材が少ないと言われますがAZ-104に関しては合格の可能性を高めてくれる教材が揃っていると感じます。
今回私は以下の問題集を使用しました。
私以外の合格体験記でもよく紹介されているUdemyの問題集です。
1回80問のテストが5セットあり解説もしっかりしています。
また更新頻度も高く試験内容の更新が行われるAzure試験でも本番に近い問題を解くことができます。
また、当時はAzure自体が初めてだったのでサービス名などをインプットするために参考書を購入しました。
2021年9月時点の試験に対応したもので一部サービス名の違いなどはありますが、サービス内容やユースケースの解説は丁寧です。
私はインプットのため最初の2週間は使用しましたが問題集を解き始めてからは1度も開いていません。
AZ‐104の参考書ではもう一つよく紹介されているものがあります。
黒本よりも解説がコンパクトな分ページ数も半分です。
インプットをさくっと終わらせたい人にはお勧めです。
そして、AWS認定試験ではおなじみの出版社からも今年の6月にAZ-104の参考書が発売されていたようです。
他試験で本シリーズが合っていると感じている人や最新の情報をしっかり押さえたい人にはお勧めです。
教材選びですが、合格した今の感想としては、
合格が目的なら問題集のみで十分です。
後述しますが、AZ-900から取得する王道ルートであればその時点でサービスの概要はある程度抑えているのでAZ-104のためにインプット用の参考書はそんなに必要ないのかなと。
勉強量
一日当たりの勉強量は平日は通勤時間の1~1.5時間、休日は1時間弱(やらない日もある)でした。
勉強期間は参考書の読み込みが2週間、問題集の周回が2ヵ月程度で合計すると2か月半ほどでした。
問題集は最初はあまりいい点がとれないかと思います。
私は最初5割取れればいいレベルでした。
最終的には9割前後取れるようになり本番も一発で合格できました。
その一方でAzure試験の出題形式になれておらず本番ではかなり手間取りました。
スコアも718/1000とギリギリだったので問題集を9割前後正答できるのが試験に合格できるラインなのかなと。
私は利用しませんでしたが、Azureには本番試験を想定した問題演習を行えるページがあるようです。
そして、個人的にはAZ-900でAzure試験に慣れてからAZ-104に進むのがやはり一番綺麗だなと思います。
サービス名を覚える事や試験の形式になれるという事をAZ-104の時に一気にやる必要がないですからね。
ベンダー試験では受験コストの大きさがネックになりますが、AZ-900では頻繁に受験無料クーポンが配布されていますし、学習も公式が提供しているコースで事足りたという声をききます。
なので私のようにいきなりAZ-104から取るメリットはあまりなさそうでした。
おわり
今回は私がAZ-104試験に合格した体験記をお伝えしました。
次は7月中のAWS:DEA試験合格を目指しつつ、基本情報や応用情報などのIPA試験にもそろそろ挑戦してみようと考えてます。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
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