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Excel入門 COUNTIF関数で使う$記号の意味は?

2023/03/23に公開

エクセルのCOUNTIF関数で、ドル記号を使うと、絶対参照を示すことができます。
絶対参照は、セルの参照を固定して、コピーする場合にもその値を変更しないようにすることができます。

たとえば、COUNTIF関数でA列のセルに対して条件式を指定する場合、$A$1のようにドル記号をつけることで、A列の1行目を基準にしてセルの参照を固定することができます。これにより、関数をコピーして他のセルに適用したときに、セルの参照が変わって誤った値が計算されることを防ぐことができます。

例えば、=COUNTIF($A1:A10,">=5")という関数をA2にコピーする場合、参照先がA1:A10であることに変化はありません。しかし、A1:A$10の範囲をA3にコピーする場合、参照先がA2:A11に変化してしまいます。このような場合、絶対参照を使うことで、参照先が変化しないようにすることができます。

実例
COUNTIF($A$1:G3)を指定すると、画像のように
A1を起点に、G3までの範囲を選択している状態にできます。

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