Open1
LPIC 201のネットワーク分野でよく出題されるコマンドまとめ
- ネットワーク設定確認系
ip addr show # ネットワークインターフェースの設定表示
ip link show # ネットワークインターフェースのリンク状態表示
ip route show # ルーティングテーブルの表示
- ネットワーク診断系
ping # ICMPによる疎通確認
traceroute # 通信経路の確認
netstat # ネットワーク接続状態やソケットの表示
ss # より新しいnetstat代替コマンド
- DNS関連
dig # DNSクエリの送信と結果表示
host # ホスト名とIPアドレスの名前解決
nslookup # 対話的なDNS検索
- ネットワークサービス監視
tcpdump # ネットワークパケットのキャプチャと分析
nmap # ポートスキャンとネットワーク調査
- ファイアウォール設定
iptables # パケットフィルタリングの設定
firewall-cmd # FirewallDの管理
- 設定ファイル関連
主要な設定ファイルの場所:
-
/etc/hosts
# ホスト名とIPアドレスの静的マッピング -
/etc/resolv.conf
# DNSリゾルバの設定 -
/etc/nsswitch.conf
# 名前解決の順序設定
実践的な使用例:
- IPアドレスの確認
ip addr show eth0 # eth0インターフェースの情報表示
- 名前解決の確認
dig example.com # DNSルックアップの詳細表示
host example.com # シンプルな名前解決
- ネットワーク接続の監視
ss -tuln # TCP/UDPの待ち受けポート表示
tcpdump -i eth0 # eth0インターフェースのパケットキャプチャ