Open1
実践的なGit/GitHubの使い方
1. プロジェクトの開始
# 方法1: 新規プロジェクトの場合
# 1. GitHubでリポジトリを作成
# 2. ローカルで初期化
git init
git remote add origin [GitHubのURL]
git branch -M main
# 方法2: 既存プロジェクトの場合
git clone [GitHubのURL]
2. 開発の基本的な流れ
# 1. 最新のコードを取得
git pull origin main
# 2. 機能開発用のブランチを作成
git checkout -b feature/user-registration
# 3. コードの変更をこまめにコミット
git add .
git commit -m "ユーザー登録フォームを作成"
# 4. GitHubにプッシュ
git push origin feature/user-registration
# 5. GitHubでプルリクエストを作成
# 6. レビュー後、mainブランチにマージ
3. よくある作業シーンと対応方法
# ケース1: 直前のコミットを修正したい
git commit --amend -m "新しいメッセージ"
# ケース2: 特定のファイルの変更を取り消したい
git checkout -- [ファイル名]
# ケース3: コミットしたくない変更を一時退避
git stash
git stash pop # 復元する時
# ケース4: mainブランチの変更を開発中のブランチに取り込む
git checkout feature/user-registration
git merge main
4. チーム開発でよく使う機能
- Issue機能の活用
- タスクの管理
- バグの報告
- 機能要望の管理
例:Issueのタイトル
「ユーザー登録機能の実装 #12」
- ブランチの命名規則
feature/機能名 : 新機能
fix/問題の内容 : バグ修正
docs/文書の種類 : ドキュメント
- コミットメッセージの書き方
# 種類: 内容の要約(72文字以内)
git commit -m "feat: ユーザー登録機能を追加"
git commit -m "fix: パスワードリセットのバグを修正"
git commit -m "docs: READMEを更新"
5. トラブルシューティング
# 変更の状態確認
git status
# コミット履歴の確認
git log --oneline
# 特定のコミットに戻る
git reset --hard [コミットID]
# 変更の競合(コンフリクト)が発生した場合
# 1. 競合箇所を確認
# 2. 手動で修正
# 3. 修正後、add・commitする