Open3
iptrafについて
iptrafとは
- ネットワークトラフィックを監視・分析するためのツール
- リアルタイムでネットワークの状況を表示
- コンソールベース(テキストベース)のインターフェース
主な機能:
- インターフェースごとの統計情報表示
- TCP/UDPトラフィックの監視
- パケット数とバイト数の計測
- ネットワークエラーの検出
ネットワークインターフェース(Network I/F)
基本概念:
- コンピュータとネットワークを接続する「窓口」
- 物理的なハードウェアや仮想的なインターフェース
主な種類:
-
物理インターフェース:
- eth0, eth1: 有線LANインターフェース
- wlan0: 無線LANインターフェース
-
仮想インターフェース:
- lo: ループバックインターフェース(localhost)
- tun/tap: VPN用インターフェース
- docker0: Dockerコンテナ用
インターフェース情報の確認コマンド:
- ip コマンド:
ip link show # インターフェースの一覧
ip addr show # IPアドレス情報を含む詳細
- ifconfig(従来のコマンド):
ifconfig -a # すべてのインターフェース情報
- netstat:
netstat -i # インターフェースの統計情報
ネットワークI/Fの監視ポイント:
- 帯域使用率
- パケットエラー数
- 衝突回数
- 送受信バイト数
これらの情報は、ネットワークのパフォーマンスとトラブルシューティングに重要です。
iptrafはこれらの情報をリアルタイムで視覚的に表示してくれるため、ネットワーク管理者にとって便利なツールとなっています。
LPIC学習メモ
iptrafは現状使用しなさそう
現在は以下のネットモニタリングツールやシステム、クラウド監視ツールが存在するので
これらを使用するかと
ネットワークモニタリング:
iftop:リアルタイムのネットワーク使用状況
nethogs:プロセスごとのネットワーク使用量
nload:ネットワーク転送速度のモニタリング
tcpdump:パケットキャプチャと分析
Wireshark:GUIベースの高機能パケットアナライザ
システム監視:
Prometheus + Grafana:モダンな監視・可視化ツール
Nagios/Zabbix:包括的なネットワーク監視
ELK Stack:ログ分析と可視化
クラウド環境での監視:
AWS CloudWatch
Google Cloud Monitoring
Azure Monitor
DateDog
etc...