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ブート時のロード時間とは
「ブート時のロード時間短縮」について
- ブート時のロード時間とは:
- コンピュータの電源を入れてから、使用可能になるまでの時間
- その中でも、カーネルを読み込む時間のこと
例えで説明すると:
本(非圧縮カーネル)vs 要約版(圧縮カーネル)
非圧縮:500ページの本をすべて読む
圧縮:100ページの要約を読んで、必要な部分だけ詳しく見る
- なぜ圧縮で時間が短縮できるのか:
a) データ転送量の減少:
- 小さいファイルの方が読み込みが速い
- ディスクからメモリへの転送が少なくて済む
b) メモリ展開の仕組み:
- 圧縮データを読み込む(小さいサイズ)
- 必要な部分だけ展開する
- 結果的に全体の読み込み時間が短縮
- 具体的な流れ:
非圧縮の場合:
ディスク → メモリ(大きなデータをそのまま転送)
圧縮の場合:
ディスク → メモリ(小さな圧縮データを転送)
→ 展開(メモリ内での作業)
- メリット:
- ディスクI/Oの削減
- 起動時間の短縮
- メモリ使用の効率化