Discordで任意のチャンネルを開く方法
Discordで任意のチャンネルを開く方法を3点紹介します。
最もスタンダードな方法は、Quick Swicherで遷移先のチャンネルを開く方法です。つぎに、手動でQuick Switcherで実施している手順をマクロで自動化する方法です。最後に、もっとも簡単なDiscordのURLスキームでチャンネルを開く方法を紹介します。
Cmd + K で Quick Switcherを使う
MacのDiscordアプリを起動した状態で、Cmd + K を押下すると、Quick Switcherが開きます。
このQuick Swicher上でテキストを入力して、任意のチャンネルを開くことができます。
具体的な手順は以下のとおりです。
- Cmd + Kを押下する
- チャンネルのテキストを入力する
- エンターキーを押下する
マクロで複数の手順を自動化する
上記の Cmd + K で Quick Switcherを使う の内容を手動で実行する手順を、マクロで自動化します。
マクロ対象の手順
マクロ対象の手順は以下のとおりです。上記のQuick Switcherを使う手順に加えて、Discordアプリを起動する手順を追加しています。
- Discordアプリを起動する
- Cmd + Kを押下する
- チャンネルのテキストを入力する
- エンターキーを押下する
マクロで自動化する方法
AppleScriptとStream Deckを使った2つの方法を紹介します。
AppleScriptを使う
MacOSの操作などを自動化するスクリプトのAppleScriptを使えば、一連の手順を自動化できそうです。ただし、AppleScriptは作ったことがないので、詳細な手順は割愛します。
ここで作成したAppleScriptを直接起動したり、AlfredからAppleScriptを呼び出すことで、マクロを実行できるかと思います。
Stream Deckを使う
Stream Deckを使えば、複数のアクションを1つのボタンにショートカットとして割り当てることができます。これにより、1つのボタンを押下することで、マクロを実行することができます。
自分は、これまでこちらの方法で任意のチャンネルを開いていました。デメリットとしては、複数のアクションが逐次実行されるため、チャンネルを開くまで若干の持たつきがあります。
URLスキームを使う
DiscordのURLスキームを使って、任意のチャンネルを開きます。
URLスキームの形式
DiscordのURLスキームの公式な仕様書は見つけることができませんでした。そのため、DiscordのURLスキームは調べて見つけた方法を記載します。
Macアプリ
discord:// のスキームを使用します。
discord://discordapp.com/channels/{SERVER-ID}/{CHANNEL-ID}
iPhoneアプリ
com.hammerandchisel.discord:// のスキームを使用します。
com.hammerandchisel.discord://discordapp.com/channels/{SERVER-ID}/{CHANNEL-ID}
URLスキームのSERVER IDやCHANNEL IDの調べ方
Discordの開きたいチャンネルを選択し、チャンネル内の任意の投稿に対して、メッセージリンクをコピーします。このコピーしたURLの形式のSERVER-IDとCHANNEL-IDの値を確認します。コピーしたURLは、以下の形式になっています。
https://discord.com/channels/{SERVER-ID}/{CHANNEL-ID}/{MESSAGE-ID}
上記のSERVER-IDやCHANNEL-IDの値をURLスキームに割り当てます。
URLスキームの呼び出し
SERVER-IDやCHANNEL-IDの値をもとに組み立てたURLスキームを呼び出します。MacアプリとiPhoneアプリで呼び出す方法について後述します。
Macアプリ
直接ブラウザのアドレスバーに入力する方法もありますが、AlfredやStream DeckのショートカットでURLスキームを開くとチャンネルを瞬時に開くことができます。具体的なショートカットの作成手順については割愛します。
iPhoneアプリ
Macアプリ同様に、直接ブラウザのアドレスバーに入力することで、iPhoneアプリを起動することができます。ただし、iPhoneアプリの場合は、iOSのショートカットアプリのURLを開くアクションを使って、URLスキームを開く方法が簡単でしょう。ショートカットアプリを使った具体的なショートカットの作成手順については割愛します。
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