db tech showcase2023に参加してきた
感想
DB TECH SHOWCASE2023が先日行われて、参加してきました。
私はDBエンジニアではないのですが、業務で利用するDBなどの選定に関わることもあるので情報収集を目的に参加しました。
いくつかの観点で感想を書かせていただきます。
時代の傾向
Databaseのカンファレンスなのだが、生成AIという言葉が当たり前に飛び交う状況でした。
データがAIを動かすためのエネルギーとも言えるのでDBサイドから見ても収集、利活用できることは時代の流れなのだと感じた。
クローズドセッションですら、AIのシンギラリティの話をしてしまうといった正直数年前では想像が着かないような状況であることを再実感した。
多くの企業がDWHを作ろうとして苦労してきた中、技術で多くの手法が取れるようになったことで選択肢もある中で、AIの台頭とエンジニアがどう向かい合うべきなのか?と考えらさせられる3日間でした。
AIが学習できる形に処理すること?可視化できるためのデータ整形?全体を俯瞰したデータフローの整備?まだまだ人の手によって補われつつあるも、機械的にできる作業は本当に人の手でやらなくなるんだろう感じつつ、クリエイティブな仕事をしなければいけないなと思いました。
Databaseトレンドは?
業務ではRDB系のものを使用することが多い中で、セッションで圧倒的な人気を持っていたのはTiDBというNewSQL型のデータベースだった。関連セッションは予約できなかった人のために座席を用意するといった満席を通り越していた。
私も今回一番いろいろ話を聞いてみたかったDBだったし、話を聞いてみて可能性を感じれたことは収穫だったと思えました。(フリーでも使えるので時間があるときに構築して記事にしようかな)
ですが、用途に応じた使い方は必要でエンジニアには状況に応じた選択が迫られる時代になるんだと感じました。
他にも時系列型DBやGraphDB、NoSQLが廃れてきているわけではなく、このデータ社会の中で有効的に使える道を備えていた。すべてが置き換わるわけではないのだと実感できて自分の認識の正しさが再確認できてよかったです。
統括
データ社会になるつつあり、私たちが認識していないところでもデータが取られていることがある世界になってきまた。ですが、データを単純に貯める時代から利活用することに時代はシフトしてきていました。正直まだまだ利活用できてきているのかという観点では、まだまだなのでは?と思えることは多かったですが、実現できた手法もあるので挑戦していく姿勢は必要なんだと思いました。
クローズドセッションでも話題になりましたが、今AIの進化が想像もつかないような速度で進む中エンジニアとして取り残されないように日々の情報収集、検証が怠れないと思えました。(サラリーマンエンジニアを否定するわけではないです)
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