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ORMのイメージだけつかむ

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ORMは、通訳みたいなもの

データベースの世界

データベースは、データを表形式(テーブル)で管理しています。
これは、コンピュータが理解しやすい形式です。

プログラミングの世界

プログラミング言語(例えばPythonやJava)では、データは「オブジェクト」という形で扱われることが多いです。これは、人間が理解しやすい形式です。

ORMの役割

ORMは、このデータベースの「テーブル」とプログラミング言語の「オブジェクト」の間に入って、お互いの言葉を翻訳してくれる役割を果たします。

具体的なイメージ

あなたがプログラミング言語で「あるユーザーの情報が欲しい」と命令したとします。ORMは、その命令をデータベースが理解できる言葉(SQLという特別な言語)に翻訳してデータベースに伝えます。

データベースから情報が返ってくると、ORMはその情報をプログラミング言語で扱いやすい「オブジェクト」という形に変換してあなたに返してくれます。

ORMを使うと何が良いの?

データベースの専門知識が少なくても扱える

SQLを直接書く必要が減るので、データベースの細かい知識がなくても、ある程度操作できるようになります。

プログラミング言語のコードが綺麗になる

データの操作がオブジェクトを通じて行えるので、コードがより直感的で分かりやすくなります。

開発効率が上がる

定型的なデータベース操作をORMが自動で行ってくれるので、開発者はより重要な処理に集中できます。

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