“オレが3人分になる瞬間” ── PdMがDevinを使ってみた
はじめに
こんにちは、mentoでPdMをしている yusaku です。今回は、話題の AI 開発パートナー Devin を PdM 目線で触ってみた体験をレポートします。
この記事でわかること
- PdM でもフロントの軽微な修正を Devin でリリースできるか
- 使ってみて便利だった点/難しかった点
- 「PdM × AI」活用の可能性
Devin との出会い
ある日、Slack に新しく作成されたチャンネルを通知してくれる bot から、#times-devin というチャンネル誕生のお知らせが流れてきました。
「ついに弊社もグローバル採用始めたのか〜、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」
と思ってました。
そしたら実はコードを書いてくれる AI ツールだと聞き、密かに「いつか触ってみたい」と思っていました。
その時はきた
しばらくして、ユーザーから「ある機能の文言が分かりづらい」とお問い合わせがありました。修正は文言を変更するだけで済みそうですが、プロダクトチームは現在 マネジメントサクセスプラットフォーム の立ち上げにフルコミット中。エンジニアリソースが取れず、いわゆる “軽微だけど残り続けるチケット” になっていました。
そこで思い出したのが Devin です。
「これなら自分でも直せるかも。よし、やってみよう! 💪」とDevinを使ってみようと思いました!
やってみた!
おそるおそるお願いしてみると――数秒で詳細な回答が返ってきました!
めっちゃ詳しくやってくれるやん!!!
引き続きDevinと会話を続けます
GitHub 上のコメントも丁寧で、思わずお礼を伝えてしまいました。
しかしリリースは一筋縄ではいかなかった…
実際に本番リリースしようとしたところ、いくつか壁にぶつかりました。
「リリースまでのフロー全然わかってない!! 😭」
- テストはどうするんだろう?
- CI/の設定とか必要?どうやって回すんだ、、、
- PR のマージ手順は?誰かにレビューとかするのか、、、?
要するに、PdM の私が開発フローを細部まで理解していなかった、、、
その後
- 「ここまで出来たんだけどこの後ってどうやったらいいでしょう、、、? 🙏」って、開発チームに相談したら、進め方を教えてくれて、無事リリースまでやりきることができました!
学びまとめ
Devin で文言修正を試した結果、30 分以内で Pull Request 作成まで完了できるスピード感を体験しました!
一方で、実際にリリースするには、社内のプロセスについて全然知らないことがわかったため、PdM であっても開発フローの理解と整備が不可欠だと痛感。
逆に言えば、ちゃんとそこまで把握することができれば、PdMでもサクッと修正することができると思いました!
まとめ
Devin は PdM の「ちょっと直したい」を最速で叶えてくれる頼もしい相棒です。
完全に「オレが3人分になる...」ことができるなと感じました。
次のステップとしては、社内のリリースプロセス を把握・整備し、軽微な修正チケットを最後までサクッと完遂すること。考えたアイデアをすぐ形にできる一歩を踏み出します!
最後までお読みいただき、ありがとうございました 🚀
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