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Taskerで変数の値をスクリーン上に表示する

2023/02/08に公開

始めに

このような記事を書きました。

https://zenn.dev/melon1891/articles/anti-nomophobia

この記事の中で利用可能時間を設定しているのですが、実際にはすぐにそれを確認できるようにしておくと便利です。
ということで私が実際に行っている方法を紹介します。

SCENES

SCENESは以下の通り、UIを司る機能になります。

Taskerでは、メッセージの表示や入力を求めるためのダイアログウインドウのことを ‘Scene(シーン)’ と呼びます。
シーンはウィンドウ自体を指す名称で、そこに配置されたテキストラベルやインプットボックスなどの要素のことは ‘Element(エレメント)’ と呼びます。
(中略)普通は自分用のタスクの簡単なインターフェースとして使いますが、Taskerではタスクやシーンを独立したアプリケーションとして公開する機能もあるので、そのような場合UIの重要性は高くなります。

https://tasker-userguide.pralin.info/scenes.php

今回はこの機能を利用して変数の表示します。
表示する変数は事前に作成しておいてください。

手順

  1. Taskerから SCENESタブを開きます
  2. 右下の +をタップし適当な名前を入力したら Scene Edit画面に遷移します
  3. 表示位置に合わせてシーンの大きさを決定します [1][2]
  4. 右下の虫眼鏡アイコンをタップし編集画面に遷移 [3]
  5. 画面下中央の +をタップし要素一覧から Textをさらにタップ
  6. 編集画面に遷移するので以下の通り設定
    • Name:適当な名前を入力
    • Text:表示したい変数を入力 [4]、あるいはTextラベル右側にある右に凸の台形アイコンをクリックすると変数一覧から選択できます
    • その他:表示内容に合わせて適宜設定
  7. 設定がおわったら戻るアイコンから編集画面に戻る
  8. 追加した要素をスライド、もしくは左下の手のアイコンをタップし Moveを選択して適当な位置に要素を移動する
  9. 終わったら戻るアイコンをクリックして一覧画面に戻る

Task

続いて作成した SCENEを表示するための TASKを作成します。

手順

  1. TASKタブを開きます
  2. 右下の +をタップし適当な名前を入力して Task Edit画面に遷移します
  3. さらに右下の +をタップしActionの一覧から、 SCENEを選択します
  4. SCENEを表示するには、 Show Sceneを選択します
  5. Name欄に開きたい Sceneを選択します、この時、虫眼鏡アイコンをクリックすることで一覧からの選択も可能です
  6. 今回のように変数を画面上に表示するだけなら、 Show Exit Buttonのチェックを外しておきます

以上で完成です。
同様の手順で Close SceneのTaskも作成しておきましょう。

PROFILES

最後に作成したTaskを必要な PROFILEに紐づけます。
例えばYouTubeに紐づけておくとYouTubeを開いたときにSCENEを表示し、閉じるとSCENEも閉じるような設定にすることができます。

以上で完成です。
色々な場面で変数をすぐに確認できるようにしておくと便利です。
Taskerを便利に使いましょう‼

脚注
  1. 新規作成するとプレビュー表示に遷移します。プレビュー表示では要素を配置するシーンの大きさを決定してください。これはキャンバスのイメージになります。 ↩︎

  2. 枠をスライドするとその方向に拡大縮小されます。あるいは左下の手のマークをタップし Resizeに切り替えることで4辺それぞれのボタンから微調整できます。 ↩︎

  3. 編集画面は実際に要素を設定/追加するモードです。キャンバスの上に絵を描いていくイメージ。ここで要素の詳細を設定できます。なお、すでに作成済みの SCENEを開くと編集画面から始まります。 ↩︎

  4. 入力例) %limitTime ↩︎

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