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【もっと手軽に】DailyノートをローカルTwitterもどきで楽しむ(Obsidian + Thino + Raycast )

に公開

環境

  • Obsidian ─ ノートアプリ
    • コアプラグイン (デフォルトで入ってる)
      • Daily Notes
    • コミュニティプラグイン (追加が必要)
      • Thino
      • Advanced URI
  • Raycast ─ ランチャー
    • Extension Obsidian Extension

なぜこの組み合わせ?(利点)

  • ローカル: 人目を気にせず雑に書ける。
  • Markdown 一括検索: Obsidian も Finder も即ヒット。
  • 自作スクリプトなし: 既存拡張だけで完結、コードを保守する必要がない。
  • ノンストレス入力: ホットキーの設定で Obsidian を開かずアクセスできる。

私の問題として、いちいちアプリの画面が切り替わると、いつの間にか違うことを始めるのでランチャーで済ませたかった。

全体の仕組み

手順

  1. Obsidianの必要な拡張機能をインストールする
  2. Raycast に Obsidian Extension を追加
  3. Daily Notes フォーマットを編集
  4. Raycast 側コマンドを確認
  5. ホットキーを設定

Obsidianの拡張機能をインストール

コアプラグインの確認

設定 > コアプラグイン > デイリーノート が有効になっているかを確認してください。

コミュニティプラグインのインストール

設定 > コミュニティプラグイン > 閲覧 からThinoとAdvanced URIをインストールしてください。

設定 > コミュニティプラグイン > 閲覧 からThinoとAdvanced URIをインストールしてください。

Thino は主にログやメモの閲覧用に使います。

Advanced URI はRaycastからObsidianを操作するのに必要です。

Daily Notes フォーマットを編集

デイリーノートを少し整えます。

## 📝 Journal

これをデイリーノートのテンプレートの最後の方に追加することでそれっぽくなります。

テンプレートの参考にさせてもらった記事は以下から

単なるメモから知的資産へ:Obsidian in Cursorで構築する知的生産システム|松濤Vimmer

Raycast に Obsidian Extension を追加

Raycastを起動し、"Store"と検索。

"Obsidian"とさらに検索すると以下のような結果になる。

私の場合は既にインストールしているので、がついています。

チェックマークの2つ左にある をクリックすることでインストールすることができまる。

Raycast 側コマンドを確認

RaycastからObsidianのコマンドをインストールが終われば、コマンドの設定をします。

Raycastを起動し、⌘ + ,のショートカットから設定を開きます。

そこでObsidianと検索し、Append to Daily Noteというコマンドを見つけます。

右側のサイドバーから画像のようにフォーマットを記入してください。

- {hour}:{minute}:{second} 

ホットキーを設定

好きなホットキーを設定することで、Raycastの呼び出しも短縮できます。

私は"Append to Daily Note"ということで⌥^ + Aに設定しています。

先ほどの画像にホットキーの部分が確認できます。

動作確認

ホットキーでRaycastを起動

記録したい内容を書き込む

Thinoで確認する

ついでにDaily Noteも確認する


このように、Raycast × Obsidian × Thino の組み合わせを活用すれば、頭に浮かんだ雑念やアイデアやメモを、アプリを切り替えることなく瞬時に記録できます。環境構築もシンプルで、コードを書く必要もなく、維持コストはかかりません。

「思いついた瞬間に書ける」という体験は、情報の鮮度と質を保ちつつ、日々のアウトプットのハードルを大きく下げてくれるはずです。

日々の記録をもっと軽やかに、もっと続けやすくするために、ぜひ一度試してみてください。

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