Zennの記事をローカルで書く方法
ゴール
Zennの記事をWebエディターではなく、自分の使い慣れたコードエディタで書きたい!
この記事では自分が実際にどうやってこの記事をVSCodeで書けるようにセットアップしたかを紹介します。
注:自分はMacユーザーなので、解説はMac使用になります。ご了承ください。
前提
- GitHub を使ったことがある:GitHub のアカウント作成、初期設定などは解説しないです
- Terminal 操作をしたことがある:全て理解していなくても、Terminal が何かわかっている前提で解説を進めます
1. まずはZennをGitHubと連携する
このステップは、Zenn公式アカウントが解説している記事がわかりやすいので、それをフォローしていただけるとスムーズだと思います。
上記のステップが完了してから次に進んでください!
2. GitHubレポジトリをローカルで触れるようにする
GitHub のレポジトリをローカルにクローンすることで、記事などを自分の使いやすいコード・テキストエディタで作成することができます。
レポジトリの場所を決める
先ほど作成したレポジトリを自分のPCのどこに置くかを最初に決めましょう。
自分は home directory
に Zenn
というフォルダを作成しました。Finder から直接作成するのもありですが、ここからは Terminal を使う作業もあるので、Terminal を使って作成することをおすすめします。やり方はこんな感じ:
cd ~ # home directory へ移動
mkdir Zenn # Zenn というフォルダを作成
cd Zenn # Zenn フォルダに移動
GitHub レポジトリをクローンする
場所が決まったら、Terminal 上でそのフォルダへ移動して、そこに GitHub レポジトリをクローンしましょう。レポジトリのリンクは人それぞれ違うので <GIT-HUB-REPO-LINK-HERE>
と記載しました。
git clone <GIT-HUB-REPO-LINK-HERE>
3. Zenn CLI をインストールする
Zenn CLI とは?
ローカルでの執筆時には、スムーズにmarkdownファイルの作成したり、コンテンツをプレビューしたりするために「Zenn CLI」を導入しましょう。
-- Zenn公式アカウント
node.js のバージョンを確認
Zenn CLI を使うには node.js が必要なので、まずは node.js がインストールされているか確認しましょう。
node -v
これで v20.5.0
みたいな数字が出てくればOK!
(v14
未満の場合はアップデートしてください!)
出てこない場合はインストールが必要です。
node.js をインストール
初めてインストールする方は下記のリンクからダウンロードしましょう!
インストール完了後、下記のコマンドでバージョン確認を行ってください。
node -v
今回はちゃんと数字が出てくるはずです!
いよいよ Zenn CLI をインストール
node.js の確認も済んだので、Zenn CLI をインストールしましょう!
Terminal をリセットされた場合、もう一度自分のレポジトリのフォルダまで移動してください。
cd Zenn/zenn-content
そこで、プロジェクトのデフォルト設定と Zenn CLI のインストールを行いましょう。
npm init --yes # プロジェクトをデフォルト設定で初期化
npm install zenn-cli # zenn-cliをインストール
その後、Zenn用のセットアップを行いましょう。
npx zenn init
これで Zenn CLI のインストールは完了です!
4. Zenn CLI コマンドリスト
新規記事作成
#ランダムなスラッグで記事が作成される
npx zenn new:article
# スラッグなどを細かく最初から設定したい場合
npx zenn new:article --slug 記事のスラッグ --title タイトル --type idea --emoji ✨
# 注:slug はa-z0-9、ハイフン-、アンダースコア_の 12〜50 字の組み合わせにする必要があります
プレビュー画面を開く
npx zenn preview
その他
まとめ
これでセットアップは完了です!
これから新規記事を作成したい時はコマンドを入れて、自分の好きなコード・テキストエディタで編集するだけです!
初めて書いた記事ですが、もし役に立ったと思ったらいいねとフォローお願いします!
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